CSR活動情報
2016年(平成28年)
2016年12月1日

コミュニティ参画・発展/動物実験代替法の取り組み

第29回日本動物実験代替法学会で「優秀ポスター賞」を受賞

2016年12月1日

消費者課題/お客さまとのコミュニケーション

「トリクロサン」代替成分切替に関する今後の対応方針について

2016年11月11日

ステークホルダー・ダイアログの取り組み

「株主さま福崎工場見学会」を開催しました。

2016年11月11日

コミュニティ参画・発展/教育支援の取り組み

「堺・アセアンウィーク2016」企業体験交流プログラムにて民間大使15名の皆さまが来社されました。

2016年11月11日

ステークホルダー・ダイアログの取り組み

一般社団法人ユニバーサルマナー協会さまにご協力いただき「LGBTマナー研修」を実施しました。

2016年11月11日

コミュニティ参画・発展/教育支援の取り組み

社会福祉法人ライフサポート協会 生活訓練つみき さまで「身だしなみ教室」を開催しました。

2016年10月18日

コミュニティ参画・発展/教育支援の取り組み

スーパーグローバルハイスクール大阪府立千里高等学校 秋休み企業訪問研修2016を実施しました。

2016年10月13日

コミュニティ参画・発展/教育支援の取り組み

社会福祉法人大阪手をつなぐ育成会支援センターしらさぎさまで「身だしなみ教室」を開催しました。

2016年8月22日

コミュニティ参画・発展/教育支援の取り組み

公益財団法人 西村奨学財団の奨学生41名による工場見学を実施しました。

2016年8月22日

労働慣行/労働安全衛生の取り組み

「普通救命講習会」を開催しました。

2016年8月22日

コミュニティ参画・発展/教育支援の取り組み

いずみ野福祉会シュレオーテさまで「身だしなみ教室」を開催しました

2016年7月12日

コミュニティ参画・発展/教育支援の取り組み

中学生の職場体験「トライやる・ウィーク2016」を開催しました。

2016年6月7日

ステークホルダー・ダイアログの取り組み

同志社大学大学院ビジネス研究科 藏本教授による消費者課題の講義とダイアログを開催しました。

2016年5月18日

ステークホルダー・ダイアログの取り組み

日本ユニバーサルマナー協会さまによる講習とダイアログを開催しました。

2016年5月12日

労働慣行/労働安全衛生の取り組み

当社連結子会社の火災事故に関する事故調査対策委員会の最終報告について

2016年5月11日

コミュニティ参画・発展/教育支援の取り組み

L’s Collegeおおさかさまで「身だしなみ教室」を開催しました。

2016年4月22日

コミュニティ参画・発展/被災者・被災地への支援の取り組み

熊本県熊本地方を震源とする地震の被害に対する支援について

2016年3月31日

コミュニティ参画・発展/教育支援の取り組み

大阪府立吹田支援学校さまで「身だしなみ教室」を開催しました。

2016年3月31日

コミュニティ参画・発展/教育支援の取り組み

小学5年生児童を対象に「理科実験出張授業」を開催しました。

2016年2月25日

コミュニティ参画・発展/教育支援の取り組み

兵庫県立のじぎく特別支援学校さまで「身だしなみ教室」を開催しました。

2016年2月4日

コミュニティ参画・発展/動物実験代替法の取り組み

日本動物実験代替法学会 第28回大会が開催されました

2016年1月20日

コミュニティ参画・発展/教育支援の取り組み

大阪府立摂津支援学校さまで「身だしなみ教室」を開催しました。

2016年12月1日

コミュニティ参画・発展/動物実験代替法の取り組み

第29回日本動物実験代替法学会で「優秀ポスター賞」を受賞

 マンダムでは、動物愛護の考えのもと、動物実験代替法の開発に取り組み、その研究の一環として、2007年より動物実験代替法の国際研究に対し、毎年、助成金の公募を実施し、今年度分も含め21 件のテーマに研究費を助成しています。

参考:日本動物実験代替法学会公式ウェブサイト

 

 今回、第29回日本動物実験代替法学会において、マンダムが甲南大学フロンティアサイエンス学部、株式会社ダイセル研究開発本部と共同で取り組んだ、動物実験の代替法として用いられる「DPRA試験*」を改良した皮膚感作性試験法に関する研究テーマにおいて、「優秀ポスター賞」を受賞しました。この「優秀ポスター賞」は、全83件の研究テーマの中から6テーマが選ばれています。
*DPRA試験:動物実験の代替法として用いられる皮膚感作性(皮膚アレルギー性)試験法のひとつで、Direct Peptide Reactivity Assay の略語です。

 これまでの「DPRA試験」では、化粧品で広く用いられている水に溶けにくい物質を正確に評価できないことがありました。しかし、今回新たに開発した試験法では、水に溶けにくい物質を精度よく、しかも簡易に評価できることから、今後の動物実験代替法に大きく貢献することが期待されます。
 詳しくは、下記のニュースリリースをご参照下さい。

参考:2016年11月30日ニュースリリース「第29回日本動物実験代替法学会で「優秀ポスター賞」を受賞」

 

2016-11_jsaae29th.jpg

 

2016年12月1日

消費者課題/お客さまとのコミュニケーション

「トリクロサン」代替成分切替に関する今後の対応方針について

 2016年9月2日、米国食品医薬品局(FDA)より、トリクロサンなどの19種の殺菌成分を含む抗菌せっけんやボディソープなどの「洗い流し製品」に関し、米国での販売を今後禁止するとの発表がありました。 その後、日本においても、厚生労働省より、19種の殺菌成分を含有する「薬用せっけん」について、速やかな代替成分への切替えを促す通知が9月30日に発せられました。

参考: 厚生労働省2016年9月30日報道発表資料 「トリクロサン等を含む薬用石けんの切替えを促します」

 

 当社では、厚生労働省からの通知に該当する「薬用せっけん」はございませんが、「薬用せっけん」以外の一部の製品において、トリクロサンを配合しております。
 トリクロサンは、古くから多様な分野で使用されている殺菌成分で、現在も日本はじめ海外各国で多くの化粧品等に配合されており、使用上の安全性に問題ございません。
 しかしながら、今回の世界的な規制動向を鑑み、現在、トリクロサン配合製品は全て、他の代替成分への切り替えを進めております。また、今後、トリクロサンを含む19種の殺菌成分は、製品に配合はしない方針を定めました。
 他の代替成分への切り替えが完了いたしましたら、改めまして、ご報告申し上げます。

~トリクロサン配合製品の一覧(2016年12月時点)~

 

20161201_01.jpg

2016年11月11日

ステークホルダー・ダイアログの取り組み

「株主さま福崎工場見学会」を開催しました。

 2016年10月6日(木)および7日(金)、「株主さま福崎工場見学会」を開催しました。

201610_fukusakikengaku_02.jpg

 

 マンダムでは、株式を長期保有していただける「ファン株主さま」の拡大を目指すとともに、株主の方々との一層の関係強化を図ることを目的として、2015年度より「株主さま工場見学会」を開催しています。
 今回の工場見学会にも、定員を超える多数のご応募をいただき、厳正なる抽選にて当選された株主の方々をご招待し、6日(木)27名、7日(金)24名の合計51名の方々に工場をご見学いただきました。

 両日ともに、常務執行役員の鈴木からの挨拶に始まり、執行役員工場長の渡辺の方から福崎工場の概要説明の後、ペーパーラインや水物ライン、エアゾールラインをご見学いただきました。
 福崎工場は、日本およびアジア各国での需要拡大に対応すべく2013年に設備投資を行い、効率的な生産が可能な「一棟完結型」の生産体制を確立させ、生産能力は投資前の1.5倍となっています。また、資材供給の自動切り替えやラベル検査までを機械で行うオートメーション化も進めており、当日は、そうした臨場感のある生産の現場を肌で感じていただけるよう、ご案内させていただいた担当社員一同、色々と工夫しながら工場見学を進めさせていただきました。

201610_fukusakikengaku_01.jpg 201610_fukusakikengaku_03.jpg

 見学後に質疑応答の時間を取っていましたが、見学中にも株主の方々より多数のご質問やご感想をいただいたほか、「孫がギャツビーの洗顔を愛用している」などの応援のメッセージもいただき、対応させていただいた社員一同、「生活者の安全・安心」にむけて、あらためて身が引き締まる良い機会となりました。

 ご参加いただいた方々からのご意見やご感想、ご提案なども参考にさせていただきながら、今後も株主をはじめとした多様で幅広いステークホルダーの方々からの期待と要請に耳を傾け、「美と健康を通じ、快適な生活にお役立ちする」事業活動を展開してまいります。

201610_fukusakikengaku_04.jpg 201610_fukusakikengaku_05.jpg

2016年11月11日

コミュニティ参画・発展/教育支援の取り組み

「堺・アセアンウィーク2016」企業体験交流プログラムにて民間大使15名の皆さまが来社されました。

 10月12日(水)、「堺・アセアンウィーク2016」の民間大使15名の皆さまが来社され、企業体験交流プログラムを実施しました。
aseanweek_02s.jpg

 

 堺市では、交易の歴史を持つアセアン(東南アジア諸国連合)の国々の参加を得て、堺市制施行120周年を記念し、2009年から「堺・アセアンウィーク」を毎年開催しています。市民の方々とアセアンからの参加者との相互理解と友好の推進を目的としており、特に、若い世代における異文化理解と価値の共有は、「堺・アセアンウィーク」全体を通したテーマとなっています。また、「堺・アセアンウィーク」は、参加国の大使館、総領事館などの協力や支援を得て開催しており、アセアン地域と堺の関係強化に貢献しています。

 今回の企業体験交流プログラムは、「堺・アセアンウィーク」の取り組みのひとつであり、日本について学び、日本企業への就職を希望する民間大使の方が企業を訪問され、日本企業の風土体験や従業員との交流を図るものです。

参考:堺市 公式ウェブサイト 堺・アセアンウィーク

 

 当日、来社されたインドネシア、ラオス、フィリピン、タイ、ベトナムからの民間大使15名の皆さんに対して、マンダムグループの事業概要や海外での事業展開の歴史、現在の各国の市場状況などについて、プレゼンテーションをさせていただきました。
 プレゼンテーションのなかでは、実際に海外で放映されている各国のGATSBYブランドのTVCMを視聴していただいたほか、各国の小売店の店頭の違い、各国で流行している男性の髪形やスタイリングの違いなど、男性化粧品の視点から日本を含めたアジアの多様な文化について、紹介させていただきました。

 弊社での滞在は2時間と短い時間ではありましたが、民間大使の皆さまも弊社スタッフも笑顔の絶えない有意義な時間となりました。今後もこうした機会を通じて、海外の多様な方々との対話と交流を行っていきたいと思います。aseanweek_01s.jpg

 


 [コメント]堺市 文化観光局 国際部 アセアン交流推進室 主幹 仲田一晃さま

 今回は、「堺・アセアンウィーク2016」に「民間大使」として参加しているアセアン諸国の大学生の会社訪問に対応いただき、ありがとうございました。

 わたしたちは、日本について学んでいるアセアン諸国の大学生が、堺市と各国との懸け橋として、堺市内の小学生などに自国の文化を日本語で紹介等を行う大学生を「民間大使」と呼んでいます。
 日頃から、貴社の製品を手にする機会はございましたが、民間大使はもちろんのこと、私自身も訪問させていただくのは初めてでしたので、今回の会社訪問を楽しみにしておりました。

 当日は、実際に製品を手にとりながら、貴社や製品の歴史について詳しくお話をしていただきました。アセアン諸国で勤務経験のある担当者様が、自身の経験を交えて、アセアン各国を中心とした海外事業の概要を説明下さり、民間大使の学生は、それぞれの国における商品販売状況などをイメージしながら熱心に話を聞いていました。中でも、各国の文化などの違いに基づく国別のマーケティング方法は大変興味深かったようです。

 民間大使の学生にとって、貴社の雰囲気や取り組み内容を通じて日本企業の風土や文化を学ぶ貴重な機会になったと思います。今後も、アセアン諸国と共に発展を続ける貴社を訪問させていただけますと幸いです。
 最後に、今回の訪問に際してご協力いただきました貴社の皆様に心よりお礼を申し上げます。


2016年11月11日

ステークホルダー・ダイアログの取り組み

一般社団法人ユニバーサルマナー協会さまにご協力いただき「LGBTマナー研修」を実施しました。

 2016年10月20日(木)、一般社団法人日本ユニバーサルマナー協会さま(株式会社ミライロさま)にご協力いただき、「LGBTマナー研修」を実施しました。

lgbt_01.jpg lgbt_02.jpg

 LGBTとは、同性愛 (レズビアン・ゲイ)、両性愛(バイセクシュアル)など同性・両性を好きになる人や、性別超越者(性同一性障害・トランスジェンダー)など心と体の性に不一致を感じる人々の頭文字をとって総称した呼称です。電通ダイバーシティ・ラボ(電通総研)さまが行った調査によると、日本国内の性的マイノリティに該当する人は全体の7.6%で、13人に1人と報告されています。

 今回の取り組みは、2015年12月に選定した「マンダムグループCSR重要課題(初版)」の14項目のうち、「課題3:人権啓発への継続投資」と「課題5:従業員満足(ES)と多様性の確保」にむけた取り組みの推進を目的としたものです。

 研修当日は、執行役員人事部長の三戸以下、人事部、総務部、お客さま相談室からの選抜社員20名が参加し、講師の堀川歩氏からLGBTに関する基礎知識から国内外の最新事情、組織や個人として配慮すべきポイントなどについて学びました。
 また、研修中には、講義のほかにも幾つか実際の事例を踏まえたケーススタディがあり、LGBTの方々に配慮した対応について、多様な部門から参加した社員同士がそれぞれの立場や性別、年齢などを超えて話し合う、わたしたちにとって初めての貴重な機会となりました。
 ちなみに、研修終了後、場所を変えて行った懇親会でも、参加メンバーからの研修中には時間が無くて聞けなかった質問など、講師の堀川氏を囲んで活発な対話を行うことが出来ました。

 マンダムでは、CSR重要課題に基づいて推進する体系的な取り組みはまだ開始したばかりですが、今後もこうした多様で幅広いステークホルダーの方々と対話する機会を積極的に企画し、CSR・サステナビリティにむけた取り組みを推進したいと思います。

lgbt_03.jpg

2016年11月11日

コミュニティ参画・発展/教育支援の取り組み

社会福祉法人ライフサポート協会 生活訓練つみき さまで「身だしなみ教室」を開催しました。

 2016年10月17日(月)、社会福祉法人ライフサポート協会 生活訓練つみき さまで「身だしなみ教室」を開催しました。

 参加された皆さんは、男子6名、女子2名の生徒の方々で、さまざまな体験、経験を積みながら、集団で生活できる力を身に付けるために2年間通学されています。事前のスタッフさまとの打ち合わせで、集団生活に必要な「身だしなみ」を身に付けてもらうという目的を踏まえて、「大人になる」を今回のキーワードとして繰り返し使用することで、「身だしなみ」の重要性を生徒の方々に印象づけることになりました。

 前半の「本日の身だしなみチェック」のコーナーでは、朝起きて顔を洗ったか、目ヤニは付いてないか、寝ぐせは付いてないか、ひげの剃り残しはないかなど、自身の顔をじっくり鏡で見て確認しながら、身だしなみについて理解を深めてもらいました。
 後半の化粧品を使って身だしなみを整える実体験のコーナーでは、洗顔フォームを使用して「正しい洗顔方法」を全員体験された後、髪の毛の寝ぐせの直し方、顔に汗をかいた時の対処方法を学んでいただきました。

 今回も参加いただいた皆さんが積極的で、大変明るく楽しい雰囲気の中で開催することができました。ご協力いただいたスタッフのみなさま、ありがとうございました。tsumiki_01.jpg

 


 [コメント]社会福祉法人ライフサポート協会 生活訓練つみき 高橋優子さま

tsumiki_02.jpg

 生活訓練つみきでは、障がいのある18歳以上の方が2年間という枠の中で楽しいという体験の中から仲間とともに自分のペースで成長していくことをモットーにしている場所です。

 今回、身だしなみについて「大人への一歩」という導入をしていただき、卒業を前にした2年生は実習前のいい経験になり、「大人」という言葉にあこがれている1年生にはドキドキの時間だったと思います。

 普段手を洗うのも石鹸が手につくと気持ち悪いという学生もいて、どうなるかと思っていましたが、洗顔の体験後「気持ちいい!」と笑顔で言っている学生や、ワックスをつけたあとに「男前になったやん!」とスタッフに言われてまんざらでもないといったような表情をする学生もいました。家に帰ってからもマンダム商品で洗顔をしたりなど、ご家族の方からもうれしい言葉をいただきました。

 身だしなみ教室など、また学生に教えに来ていただきたいと思います。本当にありがとうございました。


2016年10月18日

コミュニティ参画・発展/教育支援の取り組み

スーパーグローバルハイスクール大阪府立千里高等学校 秋休み企業訪問研修2016を実施しました。

 10月6日(木)、大阪府立千里高等学校の生徒8名が来社され、秋休み企業訪問研修2016を開催しました。
2016-1006_sgh000.jpg 2016-1006_sgh001.jpg

 文部科学省では、高等学校等において、グローバル・リーダー育成に資する教育を通して、生徒の社会課題に対する関心と深い教養、コミュニケーション能力、問題解決力等の国際的素養を身に付け、もって、将来、国際的に活躍できるグローバル・リーダーの育成を図る「スーパーグローバルハイスクール(SGH)」事業を平成26年度より推進しています。

 大阪府立千里高等学校さまは、SGH指定校のひとつとして、国際的な課題について、ステークホルダーがWin-Winの関係となるような提案を行う力である以下の5つのグローバル・マネジメント力を備えたリーダーを育成するための教育課程の研究開発を推進されています。

  1. 高い社会貢献意識
  2. 国際的課題についての多面的な視点と深い理解
  3. 国際的課題について他者と連携・協調しつつ探究する力
  4. ステークホルダーがWin-Winの関係となるよう柔軟かつ創造的な提案を行う力
  5. 高いレベルのコミュニケーション・ツールとしての英語力
 参考:千里高校SGHプロジェクト

 

 当日は、「マンダムの事業活動とCSRの考え方」をテーマに、約90年のマンダムグループの事業活動の歴史を簡単に説明したあと、国連グローバル・コンパクトの4分野10原則や2015年9月に採択された持続可能な開発目標(SDGs)などの国際社会全体の枠組みを紹介させていただきながら、CSR/サステナビリティにむけた弊社の取り組みの状況や今後の方向性、その基本となる考え方などについて、講義形式にて説明させていただきました。

 また、講義の後には、生徒の皆さま一人ひとりから質問やコメントをいただいたほか、インドネシアやフィリピン、インド、そしてドバイを経由してアフリカ諸国など海外で実際に販売されている商品を手に取って体感していただきながら、日本と海外の文化や生活習慣、嗜好性の違いなどを紹介させていただきました。日本では販売されていないフレグランス商品の香りなど色々と試しながら、生徒の皆さんと一緒にわたしたちもグローバル市場の広さや多様性について考える良い機会になりました。
2016-1006_sgh002.jpg

 

 今回の研修を通じて、CSR/サステナビリティについての内容は、難しい専門用語や聞き慣れない言葉も多く、一つ一つ丁寧な解説や具体的な事例を紹介しながらの説明が必要であることを、改めて実感しました。また、参加された生徒のなかには、ワークライフバランスや女性活躍推進などについて研究されている方もいて、次の時代を担う若い世代の労働慣行課題に対する意識の高さも実感しました。

 マンダムグループとしてのCSR/サステナビリティにむけた体系的な活動の推進は、2015年9月に国連グローバル・コンパクトへの盟約を表明するなど、まだ始まったばかりですが、こうした若い世代と対話する機会も増やしながら、今後も多様なステークホルダーの皆さまからの期待と要請に応える事業活動の推進に尽力してまいりたいと思います。


 [コメント]大阪府立千里高等学校 教諭 今岡仁美さま

 今回は、本校生対象の研修を実施していただき、ありがとうございました。生徒はもちろんのこと、私自身、会社を訪問させていただいた経験がありませんでしたので、今回の訪問を楽しみにしておりました。

 社内を案内していただいた後、製品を実際に手に取りながら、貴社の歴史について詳しくお話をしていただきました。また、海外での勤務経験についてのお話も交え、海外での多様な文化や慣習に合わせて優良かつ廉価な製品を普及させていくこととはどういうことかということも語っていただきました。

 生徒たちにとっては、貴社の雰囲気や取り組まれていることなど、いろいろなことを感じ、学ぶ貴重な機会になったと思います。今回の訪問に際してご協力いただきました貴社の皆様に心よりお礼を申し上げます。


2016年10月13日

コミュニティ参画・発展/教育支援の取り組み

社会福祉法人大阪手をつなぐ育成会支援センターしらさぎさまで「身だしなみ教室」を開催しました。

 2016年9月8日(木)、社会福祉法人大阪手をつなぐ育成会 支援センターしらさぎさまにて「身だしなみ教室」を行いました。午前の部、午後の部との2回に分けて開催し、合計44名の方々が参加されました。

 支援センターしらさぎのスタッフの方々との事前打ち合わせにて、参加される方々は就労を目指されており、社会に出るにあたって必要な心構えである「身だしなみ」について、しっかり理解してもらえるようにとのご依頼を受け、講義内容を組み立てました。

 講義前半の「本日の身だしなみチェック」コーナーでは、目ヤニはついていないか、鼻毛はでていないか、今日歯磨きや洗顔を行ったか、ひげの剃り残しはないか、今日ひげ剃りを行ったかなど、自身の顔をじっくり鏡で見て確認しながら、「身だしなみ」について理解を深めてもらいました。

 化粧品を使って身だしなみを整える実体験のコーナーでは、洗顔フォームを使って「正しい洗顔方法」を全員体験いただき、そして「汗をかいた時の対処方法」として、デオドラントペーパーを使用し、体や顔の汗のベタつき拭き取り方を学んでいただきました。

 参加いただいた方々の積極的な行動、元気な挨拶がとても印象的でした。今回も大変明るく楽しい雰囲気の中で開催することができました。ご協力いただいたスタッフの皆さま、ありがとうございました。

20160908_shirasagi01.jpg

 


 [コメント]社会福祉法人大阪手をつなぐ育成会 支援センターしらさぎ  主任 木本 良さま

20160908_shirasagi02.jpg

 就労を目指す方が通う当センターでは、様々な取り組みを日々行なっています。そこで、今回、株式会社マンダム様にご協力いただき「身だしなみ教室」を開催することが出来ました。

 身だしなみに関する取り組みは初めてという事もあり、職員もドキドキ、ソワソワした気持ちで当日を迎えたのですが、講師の方の丁寧な対応や、分かり易い説明で一気にそのような気持ちは吹き飛びました。

 また主役である利用者の方々が終始笑顔で、日頃あまり使わない男性化粧品を前に、感動(笑)や驚きの連続でとても良い経験となりました。「めっちゃ気持ち良い」「毎日、(洗顔料)使っていく」などの感想もあり、われわれ職員もこの機会を次に繋げられるよう、利用者支援に活かしていきたいと思います。

 最後に今後も身だしなみ教室を定期的に開催したいと思っていますので、その際はまたよろしくお願いします。
本当にありがとうございました。


2016年8月22日

コミュニティ参画・発展/教育支援の取り組み

公益財団法人 西村奨学財団の奨学生41名による工場見学を実施しました。

 2016年6月29日(水)に公益財団法人 西村奨学財団の第17期奨学生41名が福崎工場(兵庫県神崎郡)を見学しました。

 公益財団法人 西村奨学財団は、東南アジア・東アジア諸国及び地域からの留学生に対して奨学金の援助を行うことにより、より充実した勉学・教育及び研究を継承させることを目的に、株式会社マンダム前社長の故西村育雄によって1999年に設立され、現在、現代表取締役社長執行役員の西村元延が理事長を務めています。
 財団の運営はマンダム株の配当金によって成り立っており、留学生が生活のためにアルバイトをする必要がなく勉学に集中できる生活環境を提供したいという思いから、こうした奨学財団としては比較的高い水準の奨学金を支給しています。また、財団の設立以来、奨学生が在籍する指定校は年々増えており、現在では、関西にある16の大学が指定校となっています。

参考:NISF 公益財団法人 西村奨学財団

 

 西村奨学財団の奨学生による福崎工場の見学は、日本留学中に生産技術や環境対策などで今後の参考にしていただくとともに、日本をより深く理解していただくことを目的として行っており、年1回の恒例行事となっていますが、今回も、インドネシア、マレーシア、ベトナム、タイ、バングラデシュ、中国、韓国、モンゴル、スリランカ、ソロモン諸島など多様な国と地域からの合計41名(男性23名・女性18名)の奨学生が参加されました。
 当日、奨学生の方々は、マンダムグループの海外進出の歴史やグループ生産拠点のひとつとしての福崎工場の機能や役割、品質管理に関するポリシーなどについて学んだのち、見学用の白衣に着替え、工場内の主要な生産ラインを見学されました。
 nisf_0081.jpg

 見学後、昼食を挟んで行った質疑応答では、製造の工程や品質管理、排水の処理、労働における安全衛生などについての質問のほか、マンダムグループ全体の事業概況や世界情勢を見据えた今後の方針、自らの研究活動の視点からの質問や意見など、留学生ならではの積極的な対話も行われました。

nisf_0087.jpg

 マンダムでは、こうした海外からの留学生との取り組みや対話を通じて、多くの可能性を秘めたアジアの若者との交流を深め、各国の発展に貢献できる人財の育成に少しでもお役立ちできるよう、今後も努めてまいります。

 

2016年8月22日

労働慣行/労働安全衛生の取り組み

「普通救命講習会」を開催しました。

 2016年7月14日(木)と15日(金)の2日間にわたり、一般財団法人大阪消防振興協会さまにご協力いただき、「普通救命講習会」を開催しました。

anzen20160715_01.jpg anzen20160715_02.jpg

 マンダムでは、安全対策として緊急時に備えた各種訓練を実施していますが、その一環として、毎年、日常生活にも役に立つ「普通救命講習会」を実施しています。今回は、14日(木)に20名、15日(金)に18名、合計38名の社員が参加し、止血法やAEDを使用した心肺蘇生法などの実技を学びました。
※AED:自動体外式除細動器(Automated External Defibrillator)

 講師の方の説明によると、呼吸や心臓が止まったり負傷されている人の命は、救急車が到着するまでのわずか数分間に“応急手当”を受けたかどうかで大きく左右するとのことで、以下の内容を学びました。

  • 心配蘇生法: 観察、胸骨圧迫、気道確保、人工呼吸、AED心肺蘇生
  • 止血法: 直接圧迫止血法、間接圧迫止血法
  • 体位管理: 昏睡体位、左側臥位、足側高位など
  • 応急手当の重要性: 通報から救急車が到着するまでの約6分間(平均時間)に何をすべきか

 

 普通救命講習の終了後、講師の方より受講した社員一人ひとりに対して、普通救命講習修了証が手渡されました。普通救命講習は、習得した技能を維持向上させるために2~3年ごとに再受講することが望ましいとされていて、有効期限終了日までに再受講すると有効期限終了日からさらに3年間有効となる認定書が交付されるとのことでした。

 今回の講習で学んだ内容は、社内報などを通じて、未受講の社員にわかりやすく情報を共有するとともに、いざという時に備えて身近にあるAEDの場所を確認しておくことやご家族やご親戚の方々への普通救命講習の受講を勧めるなど、『助かる命を助けるため』の社員一人ひとりへの啓発活動に繋がるように努めたいと思います。

anzen20160715_03.jpg anzen20160715_04.jpg anzen20160715_05.jpg

2016年8月22日

コミュニティ参画・発展/教育支援の取り組み

いずみ野福祉会シュレオーテさまで「身だしなみ教室」を開催しました

 2016年7月22日(金)に大阪府岸和田市のいずみ野福祉会シュレオーテさまで「身だしなみ教室」を行いました。
 当日の参加者は16名で、支援学校高等部を卒業されてから約1年~5年くらいの方々が参加されました。ちなみに、シュレオーテさまとの身だしなみ教室の取り組みは、昨年に引き続き、2度目の開催になります。

 今回は、社会に出るにあたって必要な心構えである「身だしなみ」に対する意識と、昨年実施できなかった「ひげそり」の実体験、そして「汗をかいた時の対処方法」を学んでいただきました。
 「身だしなみ教室」の前半では、当日の身だしなみチェックを行い、歯磨きや洗顔は行ったか、髪型はボサボサになってないか、爪は伸びてないかなど、参加者全員で確認し合いました。
 後半の化粧品を使って身だしなみを整える実体験のコーナーでは、電気シェーバーを使用してひげそりを体験、そして「汗をかいた時の対処方法」として、デオドラントボディーペーパーを使用して身体や顔の汗のベタつきを拭き取り、「爽快感」や「リフレッシュ感」を体験いただきました。

 参加いただいた皆さまの明日からの「身だしなみ」にお役立ちできたのではないかと思います。
 今回も大変明るく楽しい雰囲気の中で開催することができました。ご協力いただいたスタッフの皆さま、ありがとうございました。

img_20160722_01.jpg

 


 [コメント]社会福祉法人いずみ野福祉会シュレオーテ 主任 小泉仁志さま

img_20160413_02.jpg

 「身だしなみ教室」を開催していただき、ありがとうございます。マンダムさまには特別講師として、毎年、お世話になっています。

 シュレオーテの男性の利用者の方々を対象にした講座で、今回は実際にケア用品を使って、「ひげそり」や「洗顔」などの体験をしました。普段あまり男性ケア用品に触れることが少ない参加者の方々にとっては、手に取って体験できることはとてもいい経験になっています。体験後には「すっきりした」などの感想が自然と出ていました。また、講師の方に正しいケア方法を丁寧に教えていただき、全員がしっかりと学ぶことができました。

 講座の後日、参加された方々と「男の身だしなみ教室」についてふりかえりをしました。手鏡を持って自分自身の身だしなみをチェックする姿は真剣で、「身だしなみ」に対する意識の高まりを感じました。

 最後に話して頂いた「笑顔であいさつをすること」を大切にし、今回学んだことを引き続き取り組んでいき、彼ら自身が“生きる力”をより豊かにしていくことに繋がればと思います。ありがとうございました。


2016年7月12日

コミュニティ参画・発展/教育支援の取り組み

中学生の職場体験「トライやる・ウィーク2016」を開催しました。

 2016年5月30日(月)から6月3日(金)までの5日間、福崎工場(兵庫県神崎郡)にて、中学生の職場体験「トライやる・ウィーク」を実施しました。

 兵庫県教育委員会では、中学生の地元企業への職場体験「トライやる・ウィーク」を1998年から企画実施されており、福崎工場ではその受け入れ先として、初年度から継続して協力しています。
 トライやる・ウィーク実施の主旨は、中学生が職場体験、福祉体験、勤労生産活動など、地域でのさまざまな体験活動を通じて、働くことの意義や楽しさを実感したり、社会の一員としての自覚を高めるなど、生徒一人ひとりが自分の生き方を見つめられるよう支援するものです。また、トライやる・ウィークへの取り組みを通じて、学校、家庭、地域社会の連携を深め、社会全体で子どもたちの人間形成や社会的自立の支援を行なうことで、子どもたちを中心とした地域コミュニティの構築へと発展することも期待されています。

 今回、福崎工場には4名の中学生から職場体験の希望者があり、5月30日(月)から6月3日(金)までの5日間、実習を受けていただきました。
 初日は、福崎工場の概要説明、工場でのルールや安全教育に関する講義を行ないました。生徒の皆さんは、学校での発表もあるため、聞き逃さないように頑張ってメモを取られていたのが印象的でした。
 2日目、3日目は、製造課と仕上課での実習を行ないました。製造課では簡単な秤量作業、仕上課では仕上げラインへの容器資材の供給や出来上がった商品の3個箱入れに挑戦していただきました。また、後半の4日目は、品質管理課で品質検査を体験していただきました。慣れない職場体験の中で4日目にもなると、さすがに疲れが見え初めていましたが、理科実験に似ているとのことで、楽しそうに取り組まれていました。
try_yaru_01.jpg

 最終日の5日目に感想を聞いたところ、「大きなタンクに驚いた」、「楽しかった」、「仕事の大変さが分かった」、「家でも『4S』をやっていきたい」など、いろいろな体験ができたことに満足されているようでした。
 また、生徒の皆さんの活動日誌の「ご家族からの感想・意見」の欄に、『4S』の大切さについて、「異常に気づきやすくするためにするのですよ」と生徒の皆さんにむけて分かりやすくコメントされており、わたしたちマンダムの社員も教わった『4S』の本来の意味と重要性が引き継がれていくことに喜びを感じるとともに、生産に携わる社員としてのプライドも感じることができました。

※『4S』とは、安全で健康な職場づくりや生産性の向上を目指す活動で、整理(Seiri)、整頓(Seiton)、清掃(Seiso)、清潔(Seiketsu)を行なうこと。
ちなみに、以前、福崎工場では、「整理、整頓、清掃、清潔、しつけ、しっかり、しつこく」として、『7S』と呼んでいました。

 この「トライやる・ウィーク」へのご協力は地域社会貢献の一環ですが、「マンダムファンづくり」にもなっており、今後も引き続き、このような活動を継続していきたいと思います。

try_yaru_02.jpg

 

生徒の皆さんから丁寧なお手紙をいただきました。こちらこそ、ありがとうございました。

letter_01.jpg letter_02.jpg
 letter_03a.jpg letter_04a.jpg

2016年6月7日

ステークホルダー・ダイアログの取り組み

同志社大学大学院ビジネス研究科 藏本教授による消費者課題の講義とダイアログを開催しました。

 2016年5月23日(月)、同志社大学 大学院 ビジネス研究科 教授 藏本一也さまにご協力いただき、「消費者課題」についての講義とステークホルダー・ダイアログ(対話・意見交換)を開催しました。
lecture_0048_c1_20160523.jpg

 

 わたしたちは、昨年2015年12月にマンダムグループとして初めて選定した「CSR重要課題(初版14項目)」に基づいた取り組みを開始していますが、今回は、以下の4つのテーマに関連した取り組みとなっています。

~関連するマンダムグループCSR重要課題(初版)~
【No.02】組織統治:企業理念・企業文化、コンプライアンスの推進
【No.11】消費者課題:生活者の安全衛生と品質への責任
【No.12】消費者課題:生活者との新たな共通価値の創造
【No.13】コミュニティ参画発展:新しい社会のパラダイムの感知と貢献

 

 また、マンダムグループは、2015年9月に「国連グローバル・コンパクトの10原則」の支持を表明しました。その「国連グローバルコンパクト」の活動のひとつに、2030年までの国際社会全体の課題と目標についてまとめられた「持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)」の活動の推進があります。

 消費者課題は、この「持続可能な開発目標(SDGs)」の17テーマのひとつである「【目標12】つくる責任 つかう責任:持続可能な消費と生産のパターンを確保する」にも掲げられており、マンダムグループとしても、よりグローバルな視点で考えなければならないテーマとなっています。

 

~藏本 一也さま プロフィール~

lecture_0083_c1_20160523.jpg

・同志社大学 大学院 ビジネス研究科 教授
・関西学院大学 経済学部 講師
・独立行政法人 国民生活センター 特別顧問 兼 紛争解決委員会 委員
・公益財団法人 関西消費者協会 理事
・関西テレビ オンブズ・カンテレ委員会 委員長
・大阪いずみ市民生協 社会的責任評価委員会 委員長

関西学院大学 法学部 政治学科卒業。33年間のミズノ株式会社でのサラリーマン生活から現職へ。
ミズノ株式会社 品質保証部長、株式会社ミズノアベール 社長、公益社団法人消費者関連専門家会議理事長、内閣府や経済産業省の委員などを歴任され、神戸大学 大学院 経営学研究科 准教授を経て、2013年より同志社大学 大学院 ビジネス研究科 教授に。

 


◆【第1部消費者課題の基本を学ぶ

 第1部では、取締役 専務執行役員 北村達芳、以下、生産、開発、営業、リソースなど様々な部門から25名の社員が参加し、藏本教授による講義を受講しました。

 講義の前半では、日本企業の企業不祥事の歴史とその傾向を紹介され、不祥事を起こした多くの企業が、自らの事業を支えている真の顧客(消費者)の存在を忘れ、または軽視し、「経営判断」という名の下で多くの過ちが繰り返されている現状を解説されました。

 また、講義の中盤では、消費者問題の歴史と消費者対応の変遷、発生した問題に対応する際に理解しておくべき原則や考え方などを、実際に起こった具体的な事例の紹介や「緊急時にもしあなただったらどう判断するか?」などの設問も交えながら解説されたうえで、現代の消費者問題についての重要なポイントとして、以下の3点を説明されました。

[消費者問題の重要なポイント]

  1.  「消費者の立場から」「消費者の視点から」の表現には、消費生活ばかりではなく、市場経済や経済社会の諸問題を捉えようとしていること。
  2. 自分たちが消費者であるという自覚に基づき、解決を図ろうとする生活問題や社会問題であること。
  3. 全ての人々が消費者であるという現代社会の構造に根ざす問題として、社会問題や消費者運動を通じて発見された問題であること。

 

 講義の後半では、国際社会で尊重されている消費者の権利、日本国内の消費者基本法や景表法などの法制度も踏まえた、現代社会における「企業の使命」、「消費者の安全」、「企業成長と消費者の信頼」などについて解説され、参加者全員が、日本におけるCSR(企業の社会的責任)の原点ともいえる「三方よし」の精神と古来から伝わる「日本品質」の素晴らしさについて再確認しました。
lecture_0023_c2_20160523.jpg lecture_0024_c2_20160523.jpg

 


◆【第2部ダイアログの実施
 第2部では、藏本教授を囲んで、「企業行動と消費者、企業の生活者志向経営の推進」をテーマに、以下のメンバーとのダイアログ(対話・意見交換)を実施しました。

 

[消費者課題ダイアログの参加者]

同志社大学 大学院 ビジネス研究科 教授

  • 藏本 一也さま

 

株式会社マンダム

  • 北村 達芳(CSR推進担当役員/取締役 専務執行役員)
  • 渡辺 浩一(オブザーバー/執行役員 福崎工場工場長)
  • 内山 健司(オブザーバー/執行役員 宣伝販促部 部長)
  • 井上 恭仁雄(オブザーバー/製品保証部 部長)
  • 藤原 延規(総括製造販売責任者/CSR推進部 部長)
  • 三﨑 仁(技術開発センター ヘアケア製品開発室 室長)
  • 垣東 めぐみ(技術開発センター スキンケア製品開発室)
  • 川嶋 久志(製品保証部 製品保証室)
  • 西本 浩章(福崎工場 品質管理課 課長)
  • 奥田 学(宣伝販促部 販売促進課 課長)
  • 菅沼 雅文(商品開発部 商品開発課 課長)
  • 大谷 希理加(商品開発部 商品開発課)
  • 櫃本 久美子(第二マーケティング部 課長)
  • 米田 実(CSR推進部 品質保証室 室長)
  • 壷井 正輝(CSR推進部 お客さま相談室)
  • 西山 掌(ファシリテーター/CSR推進部 環境・社会貢献推進室)

 

 ダイアログでは、同席した全員が、それぞれの立場からの消費者問題や企業の使命についての考え方、そして、日常の業務を通じて感じる不安や悩みを語り、藏本教授にコメントやアドバイスをいただく形で進めました。

 ダイアログを通じて、多くの社員は、常に生活者(消費者)の視点で判断しなければならないと考えているものの、生活者(消費者)と会社員との両面を持っており、緊急事態に遭遇し、その場で迅速な判断が必要になった時、「果たして自分は正しい判断ができるだろうか?」という不安を持っていることに気付かされました。

 また、「経済・社会・環境」の3つ(トリプルボトムライン)を総合的に引き上げ、安心・安全で、高い品質の商品・サービスを安いコストで提供し続けるためには、「技術力」と「開発力」を持続的に向上させる努力が必要であり、そのための努力は、企業の成長と消費者からの信頼のみでなく、持続可能な社会の形成にもつながるものとあらためて確認しました。

dialogue20160523_1341.jpg dialogue20160523_1326.jpg

 


◆藏本教授からのコメント

dialogue_profile.jpg 近年、大手企業の不祥事が多数発生し、その結果「企業の存続」が危ぶまれるような事態が発生しています。原因はいろいろと考えられますが、大きく二つに分けて考えられます。
 第一に、「企業風土」の問題です。風通しの悪い風潮、悪い情報が経営トップに上がらない仕組みなど、創業以来脈々と築かれてきた「企業風土」は一朝一夕に変えられるものではありません。それらの企業が大きく変革するには、相当な人員の入れ替えと痛みを伴います。上司・部下との風通しの良い企業は、そのような「負の連鎖」を負うリスクが少ないのです。
 第二に、「ステークホルダー軽視」です。特に消費財製造企業では「消費者」を最も重視することが重要です。消費者の意見をどのように商品開発や改良に取り入れるか、これが「企業姿勢」の表れになります。必ず問題になるのが「コスト」との関係です。根拠のない消費者意見や要望などの是非を素早く判断し、有益な意見を素早く取り入れる仕組みの構築と人材育成が必要なのです。
 これらのことを考えて真摯に経営に取り組んでいる企業は、消費者から信頼を得られ、応援してもらう仕組みが「消費者市民社会」の実現につながります。そのためには、ますますの情報公開と消費者や消費者団体との積極的な交流や各種消費者教育への貢献が必要になります。
 昨年、国連グローバル・コンパクトに盟約され、ステークホルダー・ダイヤログなどに積極的に取り組まれているマンダムグループのみなさまには、これらの課題を十分に果たされ、日本を代表するCSR実践企業になっていただくことを期待しています。

 


◆参加者コメント

藤原 延規 (総括製造販売責任者/CSR推進部 部長)
 当社では、厚生労働省が規定する「製造販売品質保証基準」「製造販売後安全管理基準」、業界自主基準である「化粧品製造品質管理基準」を基幹に、企画から設計・開発、生産、出荷、宣伝、営業、顧客対応のプロセスにおいて、品質マネジメントシステム(QMS)を運用していますが、今回のダイアログを通じて、QMSの全プロセスにおいて、常に生活者の視点から品質を真摯に捉え、迅速に考働していくことの重要性を強く再認識しました。
 今後、生活者との新たな共通価値を創出するため、「個人の能力」と「組織の風土・文化」の向上・醸成と共に、QMSの改善・向上に注力して参ります。

 

垣東 めぐみ (技術開発センター スキンケア製品開発室)
 今回のダイアログに参加させていただき、企業としての利益確保と、生活者満足のための品質設計や企業としての取り組みは、決してトレードオフの関係ではなく、共にバランスをとりながら高めていくべきものであると認識することができました。特に、コストと品質(機能性、安全性等)のバランスは会社の技術力や開発力を持って克服していくことが必要であるとのお話は、製品開発の中枢を担う部門として身が引き締まる思いがしました。
 マンダムにとってのCSRとはステークホルダーに対する“お役立ち”であるという意識を常に持ちながら、今後もマンダムの一員、そして社会の一員として考働していきたいと感じました。

 

三﨑 仁 (技術開発センター ヘアケア製品開発室 室長)
 企業不祥事の原因の多くは、生活者不在の思考回路に陥っていることが多いことから、あらためてCSR・サスティナビリティといった取り組みの重要性を理解することが出来ました。
 また、開発部門の一員として、品質、環境、社会といった大きな枠組みの中で、製品を通じてお役立ちしていかなければならないという責務の大きさを感じる一方で、単なる法令順守という意味以上に、様々な社会のニーズ、価値創造、市場創造に結びつけ、企業と社会との相乗的発展を図っていくことを念頭に、今後もあらゆる業務の中で「三方良し」の精神で考働していきたいと思います。

 

米田 実 (CSR推進部 品質保証室 室長)
 消費者課題において企業と消費者との間には、圧倒的に「コストの転嫁力」の格差があるということを、わたしたちは常に意識しておかねばなりません。企業が負担する様々な開発・製造・販売などのコストは商品価格に反映され転嫁・回収出来ますが、消費者が購入コストを転嫁するには、その商品に魅力を感じ、「満足」という無形の価値になってはじめてコストが昇華されるのです。それゆえに、わたしたちは安全性や品質の保証は勿論のこと、生活者に商品を通じていかにわたしたちの気持ちをお届けするかということに努めなければなりません。
 藏本教授から投げかけられた『安全性に対する不確かな情報をいかに決断し考働するか、売上・利益をとるか、それとも利益を損失しても安全性の担保をとるか』という例題は、まさに参加者自身がどの立ち位置で仕事をしているかということを自覚できた、まさに正鵠を射た質問だったと思います。
 「企業の常識は世間の非常識」になっていないだろうか。自分自身の「企業脳」には、常に警鐘をあたえていかなければならないとあらためて思いました。

 

西本 浩章 (福崎工場 品質管理課 課長)
 普段は、生産品の品質管理担当者として、検査規格に基づいた検査と生産ラインの工程検査を行っていますが、自分の意識が眼の前の製品と機械のみを相手にしてしまい、実際に購入される生活者の方々を意識できず、機械的な判断を行いがちであることを改めて感じることが出来ました。
 また、蔵本教授から日本品質の原点である近江商人の「三方良し」(売り手よし・買い手よし・世間良し)の言葉を聴いたときに、マンダムに入社時の研修で観た近江商人の「てんびんの詩」のことを思い出しました。
 自分も一製造企業の社員であると同時に、一生活者であることを自覚し、安全・安心で品質の高いものづくりを実践してまいります。

 

川嶋 久志 (製品保証部 製品保証室)
 「生活者からの声に対して真摯に向き合っていますか?」「コスト優先で安全・安心が疎かになっていませんか?」「生活者である自覚を失っていませんか?」。これらの問いかけは品質保証の業務では当たり前のことですが、その当たり前のことが出来ているのかと自問自答させられたダイアログでした。
 また、消費者問題とは、消費生活のことだけを問題にしているのではなく、自分たちが消費者であるという自覚に基づき解決を図ろうとする経済社会の諸問題のことだと知り、企業経営の重要なファクターのひとつになっていると感じました。
 永続的な企業発展には、生活者から信頼されることが必要であり、そのためには、「生活者を見て、生活者に耳を傾け、生活者を知る」ことが重要であると認識しました。

 

菅沼 雅文 (商品開発部 商品開発課 マネジャー)
 品質不良が発生した際、最終・最大の被害者は生活者であると頭では理解しているつもりでも、時として会社視点で議論・意見してしまうことがあります。最後まで生活者の便益を考えて判断する強い意思を持ち続ける必要性を再認識しました。
 また、緊急時の判断力を養うためには訓練が必要であるという考えには賛成します。わが社でも実践し、社内教育を通じて訓練していきたいと思いました。

 

大谷 希理加 (商品開発部 商品開発課)
 遠回りに見えても「誠実であること」を心の指針として真摯に物事に対応していくことが、結果として最速の改善結果をもたらすということは、今回ダイアログに参加したメンバーだけでなく、社内全員の共有認識にしていく必要があります。
 また、わたしたちは、誠実であると同時に、開発の途中途中でふと足をとめ、客観的な生活者視点に立ち返りながら新しい価値の提案をし続けていきたいと思います。

 

西山 掌 (ファシリテーター/CSR推進部 環境・社会貢献推進室)
 今回、わたしたちの経営理念のひとつである「生活者発・生活者着」に基づいて常に考働するには何が必要なのかを学ぶべく、公益社団法人 消費者関連専門家会議(ACAP)の取り組みでもお世話になっている藏本教授にご協力をお願いしました。

参考:公益社団法人消費者関連専門家会議(ACAP)公式ホームページ

 
 消費者課題は、その範囲も広く、供給側(企業)も需要側(消費者)も、それぞれの立場や国の経済状況、ライフスタイルの違いなどで視点や考え方が異なることも多いことから非常に難しいテーマですが、「安心・安全の確保」「高い品質と安いコスト」「持続可能な消費と生産の確保」は、全ての国や立場の違いを超えた共通の課題だといえます。今回、藏本教授から、参加メンバーからの質問や相談に対して、わかりやすい解説やコメント、自らのご経験も踏まえられた助言までもいただき、参加者一同、消費者課題について理解を深めることができたと思います。

 今後もお客さまからの声を活かす仕組みと多様で幅広いステークホルダーからの期待と要請を敏感に察知するCSR推進体制の確立と強化に尽力してまいります。 

 なお、今回の取り組みについては、8月発行予定の「考働レポート2016」でもお伝えする予定です。
 藏本教授におかれましては、ご多忙中にも関わらず、ご協力頂き、有難うございました。今後とも、ご指導・ご鞭撻のほど、よろしくお願い致します。

dialogue_0168_c2_20160523.jpg

dialogue20160523_1344.jpg

 

 

2016年5月18日

ステークホルダー・ダイアログの取り組み

日本ユニバーサルマナー協会さまによる講習とダイアログを開催しました。

 2016年4月27日(水)、一般社団法人 日本ユニバーサルマナー協会さま と 株式会社 ミライロさま にご協力いただき、ユニバーサルマナー講習、およびステークホルダー・ダイアログを開催しました。

参考:一般社団法人 日本ユニバーサルマナー協会
参考:株式会社 ミライロ

  

 ユニバーサルマナーとは、「自分とは違う誰かの目線で考え、適切な理解のもと、行動する『こころづかい』のひとつであり、多様な方々に向き合うためのマインドとアクション」のことです。

 わたしたちは、このユニバーサルマナーの習得と実践は、生活者としての個人のみならず、高齢者や障害者、ベビーカー利用者、妊婦の方、外国人など、多様なステークホルダーの方々との関わりを持ちながら事業活動をおこなう企業にとっても重要であり、真に多様性(ダイバーシティ)を推進し、その取り組みを持続可能なものにするために、非常に意義のある取り組みであると考えました。

 

 また、わたしたちは、昨年2015年12月にマンダムグループとして初めて選定した「CSR重要課題(初版14項目)」に基づいた取り組みを開始していますが、今回の取り組みは、CSR重要課題の14項目のうち、以下の3つのテーマに関する取り組みを推進させるため、日本ユニバーサルマナー協会さま(株式会社ミライロさま)にご協力をお願いしました。

~該当するマンダムグループCSR重要課題(初版)~
【No.03】人権側面: 人権啓発への継続投資
【No.05】労働慣行: 従業員満足と多様性(ダイバーシティ)の確保
【No.13】コミュニティへの参画およびコミュニティの発展: 新しい社会のパラダイムの感知と貢献

 

 なお、2015年9月にマンダムグループとして支持を表明した「国連グローバル・コンパクトの10原則」においては、人権と労働の以下の原則を推進し具現化させるうえで、わたしたちに必要な「マインドとアクション」のひとつであると考えています。

~該当する国連グローバル・コンパクトの10原則~
【原則1】人権: 国際的に宣言されている人権の保護を支持、尊重すべきである。
【原則2】人権: 自らが人権侵害に加担しないよう確保すべきである。
【原則6】労働: 雇用と職業における差別の撤廃を支持すべきである。

 


◆【第1部ユニバーサルマナーの基本を学ぶ

 前半のユニバーサルマナー講習では、「高齢者や障害者への基本的な向き合い方やお声がけ方法を学ぶ、導入のための講座」として、CSR推進担当役員(取締役専務執行役員北村達芳)を含む合計36名の社員が受講しました。この講習は、日本ユニバーサルマナー協会さまが全国で実施している「ユニバーサルマナー検定3級」の内容ですので、ここではその詳細をお伝えすることはできませんが、参加した社員一同、ユニバーサルマナー協会 講師の岸田ひろ実さまからのわかりやすく丁寧な講習を熱心に受講し、36名全員が「ユニバーサルマナー検定3級」の認定書をいただきました。

 講習後、参加した多くの社員から、より実践的なサポート方法とより詳しい知識を学ぶ「ユニバーサルマナー検定2級」の受講を希望する声が寄せられたほか、真のダイバーシティ推進の取り組みのひとつとしてユニバーサルマナーを社内に広く浸透させるべきとの意見も届きました。

umtest_photo.jpg

 

~岸田ひろ実さま プロフィール~
photo_kishida2.jpg

・一般社団法人 日本ユニバーサルマナー協会 講師

・株式会社ミライロ 講師

 大阪府出身。長女と知的障害のある長男を育てる中、2005年に夫が心筋梗塞により突然死し、2008年に自身も大動脈解離により下半身麻痺となる。

2011年より株式会社ミライロに入社し、障害を価値に変える「バリアバリュー」の視点を活かしてユニバーサルデザインのコンサルティングを手がける。高齢者や障がい者への向き合い方「ユニバーサルマナー」の研修講師としても活躍、年間講演回数は150回以上。

 


◆【第2部ダイアログの実施

 ユニバーサルマナー講習の後、後半は、講師の岸田ひろ実さまを囲んで、「多様性と向き合う上で必要なこと」をテーマに、以下のメンバーでステークホルダー・ダイアログを実施しました。


[ステークホルダー・ダイアログ参加者]

一般社団法人日本ユニバーサルマナー協会(株式会社ミライロ)

  • 岸田 ひろ実さま(講師)

 

株式会社マンダム

  • 北村 達芳(CSR推進担当役員/取締役 専務執行役員)
  • 藤原 延規(オブザーバー/CSR推進部 部長)
  • 渡邉 善弘(総務部 課長)
  • 渡邊 芳知(人事部 労務管理課 課長)
  • 高井 正幸(人事部 労務管理課)
  • 西浦 けい子(人事部 ダイバーシティ推進室 室長)
  • 沈 南香(人事部 ダイバーシティ推進室)
  • 汐見 悦志(技術開発センター 技術管理室)
  • 小林 政則(福崎工場 生産業務課 課長)
  • 松岡 千恵(福崎工場 生産業務課)
  • 清水 則子(CSR推進部 お客さま相談室)
  • 西山 掌(ファシリテーター/CSR推進部 環境・社会貢献推進室)

  

 ダイアログでは、障害者や高齢者、妊婦の方、外国人など多様な方々とともに職場で働くうえで必要なことや、そうした社外の方々に対して企業として必要な対応の方法、バリアフリーやユニバーサル・デザイン、メンタルヘルスなどについて、積極的な意見交換がおこなわれました。

 講師の岸田ひろ実さまからいただいた障害者の視点からみた企業や職場に対する率直な意見、「障害は人ではなく環境にある」、「遠慮は必要ないが、配慮は必要」、「何よりもコミュニケーションが大切であり、まずは声を掛ける勇気と習慣を持つこと」、「風通しの良い会社の風土づくりが重要。上司や先輩などからの明るい笑顔でのあいさつは基本」などといったアドバイスは、参加者一同、あらためて気付かされることも多く、非常に感銘を受けました。
um_dialogue_1118.jpg um_dialogue_1126.jpg

 


ユニバーサルマナー協会 講師 岸田ひろ実さま コメント

20160427_dialog04.jpg

 「美と健康を通じ、快適な生活にお役立ちする」という企業理念のもと、社員の方1人1人が製品・サービスの提供を徹底して行っていらっしゃる姿に大変感銘を受けました。

 今回、皆様にお伝えしたのは「ユニバーサルマナー」という考え方です。

 私たちの暮らす現代は、高齢者や障害者、ベビーカー利用者、外国人など、多様な方々を街で見かける時代です。声がけやコミュニケーションを行う時には、多様な人々の特徴や心理状況を知ることから始めなければいけません。その上で、ケースバイケースの適切なサポートが求められます。

 私たちにとって“自分とは違う誰かの視点に立ち、行動すること”は、特別な知識ではなく「こころづかい」の一つだと考えています。多様な方々に向き合うためのマインドとアクション、それを私たちは「ユニバーサルマナー」と名づけました。

 今回のステークスホルダー・ダイアログでは、「多様性と向き合うために必要なこと」として、社員の皆様には様々なシチュエーションで考えていただきました。実際に各部署で社員の皆様が直面されていることをお伺いしたところ、お客様とのコミュニケーションを大切にされているからこそのお悩みが伝わってきました。

 障害のあるお客様やご高齢のお客様とかかわる時、過剰な配慮になってしまっていたかもしれないという不安な気持ちを多く頂きました。まずは「何かお手伝いすることはありますか?」とい声掛けから、コミュニケーションをスタートする大切さをお伝えしました。

 今後も多様なお客様だけではなく、共に働く社員の皆様とコミュニケーションをとる時には、「何かお手伝いすることはありますか?」という優しい一声を掛け、歩みよることが何よりも大切だということを、これからの現場で思い出していただけたら幸いです。

 


参加者コメント

渡邉 善弘(総務部 課長)

 今回のダイアログに参加して、ユニバーサルマナーとバリアフリーを混同して捉えていたことに気づくことができました。また、日常の生活で接していても普段から、意識をしないと見えてこない事象の多いことに改めて気づかされました。

 私の所属する総務部は、本社ビルの保全や管理を通して、社員のみならず、来社されるお客さまにとって、安全で快適に過ごすことが出来る環境を提供することは重要な職務のひとつであり、今回のダイアログで得た知識を今後のビル管理につなげることにより、本社ビルを利用されるあらゆる皆さまから、配慮の行き届いたビルであると感じていただくようになれたらと思います。

 

渡邊 芳知(人事部 労務管理課 課長)

 ユニバーサル・マナー協会さまとのダイヤログを終えて、高齢者、障害者の方をはじめ、社会にでることに不安を抱えている様々な方々に対しての接しかたを学ぶことができました。

 そういった不安を解消するためには「環境」を変えることであり、ハード面の改善を見てみると、ごく自然に環境が改善され、また、街でみかける障害者に関するマークについても理解でき、普段当たり前のように感じていた環境変化にも意識付けが出来ました。

 もう一つはソフトの面ですが、私なりに、障害者、高齢者等の方々への配慮というものを理解してきたつもりですが、本当にその人の立場、目線で考えたことはあったであろうか反省させられました。

 今は人事部という立場で、障害者、高齢者、妊婦の方、外国籍の方など、多様な人財が安心して業務に就けることと、多様な働きかたの両立を目指し、安心で安全な職場環境づくりを目指したいと思います。

 

高井 正幸(人事部 労務管理課)

 今回参加させて頂いたダイアログや様々な知識を聴講し、障害者への対応という狭義な意味合い以上に、「自分とは違う誰かの目線で考え、適切に理解し行動すること」が非常に大切であることを再認識することができました。

 自分自身、街中や電車等で障害者の方や高齢者の方等を見かけると、「こうすべきだ」や「何かしなくては」と曖昧な知識の中で判断してしまうため、戸惑うことが多々ありました。しかし、実際には何も難しいことではなく、自分勝手に判断せず、「何かお手伝いすることはありますか?」と声を掛け、相手にして欲しいことを伺うことが大切で、望まれていることであることを知り、「自分とは違う誰かの目線で考える」とはこういうことかと改めて気付かされました。

 今後は、今回学んだ知識を活かし、実践していこうと思います。今回は貴重な機会を頂きありがとうございました。

 

西浦 けい子(人事部 ダイバーシティ推進室 室長)

 普段なんとなくこうかな…と思っていても、本当にそれでいいのだろうかと自信が持てないジャンルはたくさんあります。その中の一つが“障害をお持ちの方への接し方”でした。

 一口に障害といっても多様な世界ですし、自分の身近にいなかった方々にどう接したらいいのかは不安が先に立ちます。今回、ユニバーサル・マナーの学習を経て、そんなモヤモヤが少しクリアになった貴重な体験でした。

 人は経験を経て学習するものなので、経験知が少ない分野は専門家に聞くことが必要です。今後はお困りかなと思ったら、無視せずに「MAY I HELP YOU ?」とにっこり笑って言えるようにがんばります。またダイバーシティ推進としては、障害者雇用についても力を注いでいきたいと思います。

 

沈 南香(人事部 ダイバーシティ推進室)

 当社の「ダイバーシティ&インクルージョン」を推進するうえで、障害者の雇用促進および活躍推進におけるヒントをたくさん頂き、大変有意義な機会となりました。特に、障害者への「さりげない配慮」とは、気付いたらすぐ行動に移すことが大事で、「何かお手伝い出来ることはありませんか?」という ”魔法の言葉” を使い、自分から一歩踏み出すことの大切さを改めて実感させられました。

 本人の「できる」「できない」ではなく、自分自身に何ができるかを考え行動していきたいと思います。また、「障害は人ではなく、モノや環境にある」を意識し、これからだれでも働きやすい環境の整備、風通しのよい職場づくりを全社で目指していかなければいけないと思いました。

 

汐見 悦志(技術開発センター 技術管理室)

 今回、ユニバーサルマナー講習を受け、障害は人にあるのではなく、環境にあることが理解できました。講義の後で演習問題をグループで話し合いながら解くことで、身近な環境に種々の障害が多数存在することに気付きました。

 また、高齢者や、障害者へのサポートのためのコミュニケーション法として、さりげない配慮と共に自分に何か手伝えることがあるかを声かけすることが行動の第一歩であることを教わりました。

 ダイアログを通して、講師の岸田さまとマンダム社員との意見交換が、身近にある多様性の認識を深めることができました。まだ習ったばかりですが、ハード面のユニバーサルデザインとソフト面のユニバーサルマナーの普及を推進することで、多様性社会が理解され持続可能な社会が実現できると確信しました。

 

小林 政則(福崎工場 生産業務課 課長)

 普段は意識しない高齢者や障害者への気遣い。その方たちに良かれと思うことをあれこれ考え、意識を働かせるための今回の講習…と考えていた最初の思い込みはかなり見事に打ち払われました。

 もちろん自分とは異なる立場の人たちを思いやることはユニバーサルマナーの根幹なのですが、「お手伝いできることはありますか?のお声掛けから始めれば良い」、「100点満点を目指さなくて良い」、といった今回のお話で、お仕着せの思いやりを頭でっかちに考え込もうとしていた私の心が軽くなった気がしました。

 工場の中でお客さまをお迎えする役目の部署としてホスピタリティの向上を常に目指していますが、漠然と”おもてなし”、”思いやり”を考えていた中に、今回の講習と対話を通じて、ひとつ芯の通った考え方を得た思いがします。また、業務上だけではなく一個人としても、他者の多様性と向き合ってさりげない配慮をしていくようになりたいと思います。

 

松岡 千恵(福崎工場 生産業務課)

 ユニバーサルマナー講習を受講し、改めて「障害者」について無知であることに気付きました。というのも、障害者に関するマークのひとつである「オストメイト・マーク」が当社の工場内にあるにもかかわらず、講習を受講したことで初めて気付きました。いままでいかに眼を向けていなかったのか反省しました。

 講習を受講したからには、まず課員へ、そして工場の社員へ、また家族へと情報を共有し、「障害者」「多様な方々」について考える時間を積極的に作り、みんなの意識を変えることが重要だと思います。

 「今、車椅子の方が職場で働けるか?」と聞かれると、直ぐに受け入れできる環境が整っていないのが現状です。社員ひとりひとりの意識・視野を変えることで、環境も変化していくのではないかと考えます。「今、私に何が出来るか」を常に考え、人に対して、「思いやり」、「気づかう」気持ちを忘れずに、より良い職場づくり・工場づくりを目指します。

 

西山 掌(ファシリテーター/CSR推進部 環境・社会貢献推進室)

 昨年12月のCSR重要課題の設定以来、マンダムらしいCSRとは何かを考えてきましたが、社名の由来である「Human & Freedom」の通り、「人権」はマンダムらしいCSR推進の核になるテーマのひとつだと考えています。

 社内・社外の多様な方々が感じる障害について適切に理解し、多様性と向き合いながら適切な配慮が出来る組織づくりのためには、先ずはユニバーサルマナーの理解と習得が必要であると考え、今回の取り組みを企画させていただきました。

 例えば、障害者雇用については、法定雇用率を達成して法令に沿った組織体制や設備などハード面の整備が出来ても、多様な障害者の方々に対する適切な理解や向き合いかたがそれぞれの組織で出来ておらず、やりがいのある仕事が与えられていなければ、その取り組みは持続可能ではありません。ユニバーサルマナーの実践により、真のダイバーシティ推進のために必要な環境のソフト面(ハート)の整備に微力ながら努めたいと思います。

 ちなみに、ダイアログの後、当社の食堂を利用して懇親会を開催しました。そこでも講師の岸田さまを囲んで、仕事を離れてのなごやかな雰囲気のなかでさまざまな話題で盛り上がりました。
 講師の岸田さまをはじめ、株式会社ミライロ ディレクター 石川さまなど、今回の開催にむけてご協力いただきました方々に対し、深く感謝いたします。有難うございました。

このダイアログの模様は、8月発行予定の「考働レポート2016」でもお伝えいたします。

 20160427_dialog05.jpg20160427_dialog06.jpg
20160427_dialog07.jpg

 

2016年5月12日

労働慣行/労働安全衛生の取り組み

当社連結子会社の火災事故に関する事故調査対策委員会の最終報告について

 2015年(平成27年)7月10日に、当社のインドネシア連結子会社である PT Mandom Indonesia Tbk において発生した火災事故により、お亡くなりになりました現地社員に対し、ご冥福をお祈り申し上げ、ご遺族に対し心よりお悔やみ申し上げますとともに、負傷された現地社員に対しては、一日も早いご回復をお祈り申し上げます。また、近隣の方々をはじめ、多くの関係者の皆様にご迷惑、ご心配をおかけしたことを、深くお詫び申し上げます。

  本事故の発生を受けまして、当社では原因究明および再発防止策を講じるため、2015年(平成27年)9月および10月の2回にわたる事前の事故現場確認を経て、現地警察の立ち入り解除後の同年11月に社外の学識経験者および専門家5名からなる「事故調査対策委員会」を設置しました。
 同委員会は3回の会議を開催し、事故原因の解析を行い、更に当社から提供した各種データをもとにシミュレーション等を実施し、同委員会で解析した原因に対する再発防止策を提言し、最終報告として取りまとめられましたので、お知らせいたします。

 

PT Mandom Indonesia Tbk, 本社工場エアゾール商品生産エリア 爆発火災事故
事故調査対策委員会 報告書(PDF 6.09MB)

 

 なお、2015年12月に設定したマンダムグループCSR重要課題(初版:14項目)の「課題No.4:労働における安全衛生の向上」のなかで「インドネシア工場火災事故の原因究明と再発防止および事故の被害者とご遺族に対する救済」を最重要課題と位置付けており、上記の事故調査対策委員会の報告に基づいて再発防止にむけた取り組みを行なうとともに、事故の被害者とご遺族に対する救済など、今後も引き続き、課題解決にむけた取り組みを行なってまいります。

20160512_indonesia.jpg

2016年5月11日

コミュニティ参画・発展/教育支援の取り組み

L’s Collegeおおさかさまで「身だしなみ教室」を開催しました。

 2016年4月22日(金)、L’s College おおさかさまで「身だしなみ教室」を行いました。

 男子生徒21名、女子生徒7名、合計28名の方々に参加いただきました。参加された生徒の皆さんは、高等支援学校を卒業されて1年~2年の方々で、社会人として必要な基礎学力をさらに深めるために、L’s College おおさかさまで学ばれています。

 事前の打ち合わせで、これから社会に出るにあたって必要な心構えである「身だしなみへの意識向上」と「清潔感に必要な洗顔」を、男子生徒、女子生徒全員に学んでいただきたいということで、実施時間を長めに設定していただきました。

 「身だしなみ教室」の前半では、「身だしなみチェックシート」を使用し、どういったことが「身だしなみ」なのかをお伝えし、「身だしなみの大切さ」を生徒の皆さんに理解いただきました。後半の化粧品を使って身だしなみを整える実体験のコーナーでは、「清潔感に必要な洗顔」や「髪の毛の寝ぐせ直し」体験を明るく楽しい雰囲気の中で行うことができました。
 ご協力いただき、ありがとうございました。 

 

 


 [コメント] L’s College おおさか 教員/支援員 井上雄揮さま

20160422_midashinami03.jpg 本校では新年度に、2年連続で「身だしなみ教室」と題して、マンダム様に外部講師としてお世話になっています。

 去年は男子生徒ばかりでしたが、今年は新入生に女子生徒もいましたのでマンダム様には女性向けの商品もご用意いただき感謝しております。講師の方々には生徒一人一人に寄り添い、丁寧でわかりやすい指導をしていただきました。

 講座では、楽しく学べる雰囲気の中、洗顔の大切さや「身だしなみ」と「おしゃれ」の違いなどを教えていただきました。映像を見たり洗顔を実践で学んだりと、生徒たちは笑顔で積極的に取り組んでいました。

 最後にお話をしていただいた「笑顔であいさつ」という言葉は、将来、社会へ羽ばたいていく生徒たちに常に意識をしていて欲しい思いであり、生徒達にとって非常に意義のある講座となったと思います。ありがとうございました。


 

2016年4月22日

コミュニティ参画・発展/被災者・被災地への支援の取り組み

熊本県熊本地方を震源とする地震の被害に対する支援について

 このたびの熊本県熊本地方を震源とする地震により被災されたみなさまに、謹んでお悔やみとお見舞いを申し上げます。 

 マンダムでは、大きな被害に見舞われた地域に対し行政と連携し、当社製品を緊急支援物資としてお届けし、また日本赤十字社を通じて義援金を寄付いたしました。

参考:2016年4月18日 ニュースリリース (PDF)
参考:2016年4月22日 ニュースリリース (PDF)

 

 今回、緊急支援物資として、熊本県災害対策本部を通じて、熊本県内の被災地に以下の当社製品をお届けさせていただきました。

~被災地への緊急支援物資(4月20日現地着荷)~
ギャツビー さらさらデオドラントボディーペーパー クールシトラス <徳用>(30枚) 約50,000個 

 

 今後も、被災地の状況やニーズなどの情報に基づき、受け入れ体制にも配慮しながら、被災者・被災地へのご支援を検討させていただきます。

参考:熊本市ホームページ > 地震に関する支援物資の搬送について
 

 被災地におかれましては、一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

20160422_kumamoto.jpg

2016年3月31日

コミュニティ参画・発展/教育支援の取り組み

大阪府立吹田支援学校さまで「身だしなみ教室」を開催しました。

 2016年2月26日(金)、大阪府立吹田支援学校さまで「身だしなみ教室」を開催し、高等部3年生25名、2年生7名、合計32名の方々に参加いただきました。
 ちなみに、大阪府立吹田支援学校さまは、マンダムが2004年に「身だしなみ教室」の取り組みを開始した最初の支援学校さまで、以降、毎年、継続して実施しています。

 当日は、多数の保護者の方々もご見学に来られ、生徒の方々と一緒に受講いただきました。
「身だしなみ教室」の前半では、「身だしなみチェックシート」を使用し、どういったことが「身だしなみ」なのかをお伝えし、「身だしなみの大切さ」を生徒の皆さんに理解いただきました。

 後半の化粧品を使って身だしなみを整える実体験のコーナーでは、代表して2名の方に「清潔感に必要な洗顔」を体験していただきました。また、全員の生徒さんには、寝ぐせを直すための寝ぐせ直しウォーターや、顔の汗やアブラをしっかり拭きとるフェイシャルペーパーを体験していただき、しっかりと身だしなみを整えていただきました。

 生徒のみなさん、ご見学いただきました保護者のみなさま、おつかれさまでした。
 また、支援学校の方々におかれましては、色々とご協力をいただき、有難うございました。

20160226_midashinami01.jpg

 


 [コメント] 大阪府立吹田支援学校 進路担当 松浦祐志さま

20160226_midashinami02.jpg 本校では高等部3年生を対象に、毎年、卒業式前のこの時期に「身だしなみ教室」と題して、マンダム様に外部講師としてお世話になっています。

 講義の中では、初めて触れる男性化粧品に不思議そうな表情を浮かべる生徒や、わくわくしながら化粧品を試してみる生徒など様々でした。中でも生徒が一番興味を示すのが整髪料です。自分で鏡を見ながら思い思いの髪型にセットしていました。保護者の方にもご参加いただき、和気あいあいとした雰囲気でした。

 洗顔料や整髪料などを日常的に使う生徒が少なく、社会に出るうえで「身だしなみ」への意識付けとして非常に貴重な機会となっています。ありがとうございました。


 

2016年3月31日

コミュニティ参画・発展/教育支援の取り組み

小学5年生児童を対象に「理科実験出張授業」を開催しました。

大阪市立小学校3校の5年生児童(3校合計138名)を対象に「理科実験出張授業」を開催しました。

  • 2016年2月5日(金)    大阪市立啓発小学校(1クラス)    30名
  • 2016年2月9日(火)    大阪市立豊里南小学校(2クラス)    53名
  • 2016年2月18日(木)    大阪市立海老江東小学校(2クラス)    55名

 

 この「理科実験出張授業」は、子供たちが学んでいる理科の授業が、日常使っている製品や生活を支えるさまざまな技術にどのようにつながっているのかを知り、考えてもらう授業内容になっています。

 授業テーマは「ものの溶け方」で、普段は製品を開発している研究職の社員が講師となって、「ものが溶けている状態」と「混ざっている状態」とはどう違うのかを説明し、生徒のみなさんは、実際にマンダムの製品を手にとって、その中身を確認しながら、知識を習得していただきました。

 子供たちの中には、「あっ!これ、お父さんが髭剃る時に使ってる」、「テレビコマーシャルで知ってる」など、いま学んでいる授業と製品を身近に感じてもらいました。

 また、生徒ひとりひとりが、6種類の香料の中から一番好きな香りのオーデコロンを作るという実験を通して、「ものづくりの楽しさ」を体験してもらいました。実験する生徒のみなさんは、どんなオーデコロンが出来上がるのか期待いっぱい、そして「世界に一つしかない自分だけのオーデコロン」が完成して満足いっぱいでした。

 小学校の関係者の方々におかれましては、今回の「理科実験出張授業」の開催に際して、大阪市教育委員会様との事前打ち合わせに始まり、当日の教室準備、ビーカーや電子天秤など備品のご手配やご準備にご協力をいただき、ありがとうございました。

201602_science01.jpg

2016年2月26日

コミュニティ参画・発展/教育支援の取り組み

兵庫県立のじぎく特別支援学校さまで「身だしなみ教室」を開催しました。

 2016年2月3日(水)、兵庫県立のじぎく特別支援学校さまで「身だしなみ教室」を行いました。
 高等部3年生の18名の方々が参加されましたが、こうした取り組みは初めてということもあり、先生の方々も多数ご出席いただき、たいへん明るく楽しい雰囲気の中で開催することができました。ご協力いただき、ありがとうございました。

 今回の「身だしなみ教室」でも、生徒のみなさん全員に「清潔感に必要な洗顔」を学んでいただこうということで、正しい洗顔の方法を体験していただきました。

 建物内にある廊下の手洗い場を利用して体験いただいたため、お湯が使えず、とても冷たかったと思いますが、水の冷たさにも負けず、積極的に正しい洗顔方法を学んでいただいている生徒のみなさんの姿には感動いたしました。ありがとうございました。

 

 


 [コメント] 兵庫県立のじぎく特別支援学校 進路指導部長 小川 哲さま

20160203_midashinami03.jpg 本校進路教育のために「身だしなみ講座」を開催して頂き、ありがとうございました。
社会に出ていく高等部3年生にとって「身だしなみ」は非常に大切であり、また「おしゃれ」との違いについて、生徒もしっかり理解することが出来ました。

 講座では、楽しい雰囲気でケア用品の使用法について教えて頂きました。ビデオを観たり、その場で実際にやってみたりが非常に実践的で、生徒たちは生き生きと積極的に参加していました。

 また、講師の方には生徒全員の終了を確認して次の実習に進むなど、非常に丁寧な対応をしていただきました。おかげさまで、鏡を見て変身した自分を発見し、清潔の大切さを実感する思春期の生徒たちを、教職員も見ることが出来ました。

 最後に話して頂いた、「笑顔であいさつをすること」を大切に、学校としても引き続き取り組んでまいりたいと思います。ありがとうございました。


 

2016年2月4日

コミュニティ参画・発展/動物実験代替法の取り組み

日本動物実験代替法学会 第28回大会が開催されました

 2015年12月10日(木)から12日(土)にワークピア横浜にて、日本動物実験代替法学会 第28回大会が開催されました。

参考:動物実験代替法学会 公式ホームページ
参考:第28回大会 公式ホームページ

 

 近年の化粧品に対する安全性意識の高まりのなか、より安全・安心な製品開発を進める上でさまざまな評価技術が求められます。わたしたちマンダムにおいても動物実験を実施しない方針を表明しており、本大会のシンポジウムのひとつである「マンダム動物実験代替法国際研究助成研究報告会」を担当して技術情報を発表するとともに、新たな評価技術導入の検討にむけた情報収集などを目的に参画いたしました。

 本シンポジウムでは、第7回(2014年度)助成研究テーマの終了報告と第8回(2015年度)助成研究テーマの経過報告を各先生方にご講演いただきました。

 20160202_animal01.jpg

~ご講演いただいた方々(写真左より:敬称略)~

  • 山影康次(大会長/一般財団法人食品薬品安全センター秦野研究所代替法試験部部長)
  • 石田誠一(第8回助成テーマ経過報告者/国立医薬品食品衛生研究所薬理部第三室室長)
  • 吉門崇(第7回助成テーマ結果報告者/国立研究開発法人理化学研究所イノベーション推進センター杉山特別研究室)
  • 井上恭仁雄(株式会社マンダム製品保証部部長)
  • 小名俊博(第7回助成テーマ結果報告者/九州大学大学院農学研究院准教授)
  • 吉成浩一(第8回助成テーマ経過報告者/静岡県立大学薬学部衛生分子毒性学分野教授)
  • 小島肇(学会会長/国立医薬品食品衛生研究所 安全性生物試験研究センター安全性予測評価部第二室室長)
  • 秋山伸二(株式会社マンダム製品保証部薬事管理室室長)

 

 ポスター発表の様子

 また、同大会でのポスター発表として、化粧品を使用した時の眼や皮膚における不快な感覚刺激に対する評価法の開発および製品への応用について発表いたしました。

詳しくは、以下のニュースリリースをご参照下さい。

ニュースリリース:
マンダム、メントールによる鎮痛のメカニズムを解明(PDF)

 


[コメント] 株式会社マンダム 製品保証部 部長 井上恭仁雄

20160202_animal03.jpg

 近年、世界各国で動物実験代替法の開発が活発になっています。化粧品の開発においては代替法の活用やヒトを用いた評価により安全性の確認を行っていますが、さらなる安全性の確認のためには、より進んだ動物実験代替法の開発が必要であり、マンダムでは、現在、「3Rs」の中でも「Replacement」に着目した代替法の開発に取り組んでいます。

 マンダムが2007年から実施している研究助成は、世界における代替法分野の研究の活性化につながるものであります。今後とも企業の社会貢献の一助を担いながら、生活者のみなさまの安全・安心を追及してまいります。


3Rs:動物実験の適切な施行の国際基準のこと

参考:マンダムの動物実験代替法に関する取り組み

 

2016年1月20日

コミュニティ参画・発展/教育支援の取り組み

大阪府立摂津支援学校さまで「身だしなみ教室」を開催しました。

 2016年1月20日(水)、大阪府立摂津支援学校さまで「身だしなみ教室」を行いました。
 今回は1日に2回実施し、高等部3年生のコースでは23名、高等部1・2年生のコースでは50名、合計73名の方々に参加いただきました。

 事前の打ち合わせで、卒業を間際に控えた3年生に対しては、これから社会に出るにあたって必要な心構えである「身だしなみへの意識向上」と「清潔感に必要な洗顔」を参加者全員に学んでいただきたいということで、実施時間を長めに設定していただきました。

 実際に化粧品を使って身だしなみを整える実体験のコーナーでは、生徒の皆さんが積極的に参加されました。例えば、3年生からは商品の使いかたの詳しい説明などについて積極的な質問をいただきました。また、1・2年生からは、全員の前に出て来て髪の毛の寝ぐせを直すというコーナーで5名の生徒さんが自ら全員の前に出て来られるなど積極的に参加されている姿に感動しました。

 

 


 [コメント] 大阪府立摂津支援学校 教論 松谷智美さま

20160120_midashinami03.jpg 本校では、毎年、男子生徒を対象に身だしなみ教室を開催していただいています。生徒も楽しみにしている行事のひとつで、今年度は2部構成、3年生は午前、1・2年生は午後に開催しました。

 3年生はひとりずつ洗顔するなど実践的な内容で、「いつもの洗顔よりすっきりした」「このローションの香りが好き」など楽しい雰囲気の中で取り組んでいました。

 1・2年生も含めて、自分の身だしなみができているのかチェックすることで、どんな所に気をつければいいのかよくわかったようですし、化粧品の使い方も教えてもらえるので、日常の生活にもとり入れやすいようです。

 「何よりも大切なことは笑顔で挨拶」と伝えてもらい、生徒たちの意識が変わっていくのが楽しみです。