トップメッセージ

 皆さまには、平素より格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申しあげます。

 2018年3月期は、増収増益となり、売上高・営業利益・経常利益において過去最高を更新し、当初計画を超えて着地いたしました。売上高につきましては、日本では「ギャツビー」の夏シーズン品の苦戦が影響したものの、ミドル男性向けブランドである「ルシード」が順調に実績を拡大したのに加え、女性ブランドの「ビフェスタ」、「バリアリペア」が好調に推移しました。インドネシアにおきましては、実績を拡大してきた「ギャツビー」の「スタイリングポマード」が好調を維持。女性コスメティックブランドの「ピクシー」も若年層をターゲットとした「リップクリーム」がアイテム追加もあり実績を拡大したため、堅調に推移しました。海外その他は、全体として「ビフェスタ」が好調に推移しました。
 利益面では、主に日本とインドネシアにおける増収効果により、増益となりました。

 第12次中期経営計画(MP-12)は、“「VISION2027」実現のための企業基盤整備期”として位置付け、「カテゴリー戦略の推進とブランド価値向上の徹底」、「インドネシアを中核にした海外事業の成長性向上」、「グループオペレーション体制の構築と単位あたり生産性の向上」を基本方針として、来るべき人口ボーナス期にアジアの成長と共に当社グループも飛躍的に成長するための様々な取組みをスタートしております。
 経営のグローバル化と理念経営を進めていく上で、最も大切で一番初めに着手すべき事項は、グループ社員全員への理念浸透と考え、2018年3月期では1年間かけてグローバル全社員対象の理念教育を実施しました。理念とビジョンの“語り本”とも言うべき「BRIEFING BOOK」を日本語を始めとした8つの言語で作成し、マンダムグループ全社員が『理念』『ビジョン』という共通言語で共通の使命感を胸に刻むことが出来ました。今後も継続して理念浸透のための働きかけは行ってまいります。
 また、「人間系」企業として、「人が喜ぶことを思い描く(想像)」、「人に役立つ価値を生み出す(創造)」ために、大阪本社と東京に分散していたマーケティング機能を、東京・青山に集約しました。当社の強み、特長の1つであるマーケティング力をさらに強化し、将来に向けて中長期的に当社の企業価値向上に貢献する拠点づくりと考えております。

 本年度も引き続き企業基盤の整備を進めつつ、引き続き売上高・利益の安定的、かつ堅実な成長を図っていきたいと考えております。

 皆さまにおかれましては、今後とも格別のご支援、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

代表取締役 社長執行役員
西村 元延