動物実験代替法に関する取り組み

動物実験代替法に関する取り組み

 マンダムは、動物愛護および3Rs(とくに、Replacementに着目)の観点を踏まえ、2005年から動物実験代替法開発のための社内体制の強化を図り、3つの方向性で動物実験代替法の開発に取り組んでまいりました。今後とも継続しながら社会へのお役立ちを果たしてまいります。

参考:動物実験代替法学会 公式ホームページ

3Rsとは
   Replacement(動物を用いない方法への置換)
   Reduction(動物の使用数の削減)
   Refinement(動物に与える苦痛の軽減)

マンダム動物実験代替法国際研究助成金

 マンダムでは、2008年より動物実験代替法研究テーマに研究助成を実施しています。
 詳しくは以下をご参照下さい。

マンダム動物実験代替法国際研究助成金 研究テーマ一覧

  氏名(敬称略) 所属 研究課題
第10回
(2017年)
杉浦 慎治 国立研究開発法人
産業技術総合研究所
創薬基盤研究部門
圧力駆動型マルチスループットOrgans-on-a-chipプラットフォームの構築
臼井 健二 甲南大学
フロンティアサイエンス学部
難水溶性物質の評価が可能なペプチドビーズを用いた簡便な皮膚感作性試験法の開発
第9回
(2016年)
吉山 友二 北里大学薬学部 動物実験代替法を活用した心筋細胞障害モデルに対する水素分子の有効性と安全性の評価
伊藤 晃成 千葉大学大学院
薬学研究院
ミトコンドリア毒性の関わる薬物性肝障害リスク化合物in vitro細胞評価系の構築
第8回
(2015年)
吉成 浩一 静岡県立大学 
薬学部 
衛生分子毒性学
分野
化学物質反復投与毒性の新規予測手法の開発
~インビボ毒性試験データベースを利用したインビトロ試験とその統計学的データ解析を基盤とした試み~
石田 誠一 国立医薬品
食品衛生研究所
肝実質細胞前駆細胞HepaRGと星細胞の共培養による生体を模倣したin vitro培養系構築
第7回
(2014年)
小名 俊博 九州大学
産学連携センター
皮膚刺激測定における共通手法の開発
―恒常性維持の最前線センサーシステムである表皮角化細胞ミトコンドリアの利用―
吉門 崇
杉山 雄一
独立行政法人
理化学研究所 
杉山特別研究室
胆汁形成を担うトランスポーターのin vitro 機能評価系に基づいた薬物誘発性胆汁うっ滞型肝障害のリスク評価
第6回
(2013年)
小柳 悟 九州大学大学院 
薬学研究科
培養細胞の概日時計を応用した細胞がん化抑制機構の評価方法の構築
第5回
(2012年)
林 久允 東京大学大学院 
薬学系研究科
進行性家族性肝内胆汁うっ滞症2型(PFIC2)の治療法開発
梶 弘和 東北大学大学院 
工学研究科
マイクロ流体デバイスを用いる眼底組織培養モデルの開発
第4回
(2011年)
李 禎翼 建国大学 2種類以上の市販細胞株で構築された生体模写組織(biomimetic tissues)の開発および活用性の検討
有海 秀人 北里大学薬学部
臨床薬学研究・
教育センター
虚血性心疾患治療薬開発におけるコネキシン43の脱リン酸化反応とアセチルコリンの関与
山本 直樹 藤田保健衛生大学
共同利用研究施設分子生物学/
組織化学
新規作出したヒト角膜不死化細胞(iHCE-NY)を用いた眼刺激性試験評価系の確立
第3回
(2010年)
楠原 洋之 東京大学大学院 
薬学系研究科
ヒト由来試料と強制発現系を用いたin vivo薬物腎排泄能力の定量的予測法の開発
高木 昌宏 北陸先端科学技術大学院大学
マテリアルサイエンス研究科
生体模倣膜ダイナミクス解析によるドレイズ試験代替法の開発
第2回
(2009年)
小森 喜久夫 東京大学大学院 
生産技術研究所
In vitro毒性試験系に有用な最小細胞集団の構築と機能評価
大戸 茂弘 九州大学大学院 
薬学研究科
In vitro細胞培養における時間薬物動態学評価システムの構築
前田 和哉 東京大学大学院 
薬学系研究科
ヒト肝臓組織サンプルと遺伝子発現細胞を併用した肝臓での薬物の解毒能力および薬物間相互作用の定量的予測法の開発
第1回
(2008年)
杉林 堅次 城西大学 
薬学研究科
異なるヒト三次元培養皮膚モデルによる化合物の浸透性
黒澤 努 大阪大学大学院 
医学系研究科
緑色蛍光タンパク質を取り込んだES及びiPS細胞を用いた動物実験代替法の確立
Jae Hak Park ソウル大学 ウシ角膜混濁試験(BCOP)、鶏摘出眼球(HET-CAM)のバリデーション
Lee Jeong Ik 東海大学医学部 
外科学系
整形外科学
腹腔内注射による麻酔薬の腹腔内投与が内臓臓器に及ぼす有害性および、問題点に関する考察

動物実験に対する考え方

マンダムは、動物実験を行わない方針で、
化粧品開発を進めています。

 マンダムは、生活者の安全の確保を第一に考えて商品を開発しております。製品等の安全性確認は基本的にヒトを用いた試験(パッチテスト、スティンギングテスト等)および動物実験代替法を活用しており、外注委託を含めて動物実験は実施しておりません。今後も動物実験を行わない方針です。

 これからもステークホルダーの皆様の貴重なご意見を参考にさせていただき、安全で環境にやさしい商品開発を進めてまいります。