ニュースリリース News Release
特定競技部に在籍する高校生1,657人・顧問の教員550人を対象とした
身だしなみ・自己表現・自信とプレーへの影響に関する調査
プレーだけでなく髪型での自己表現にも「賛成」 生徒約7割、教員約3割
部活動や競技の「楽しさ」が魅力の生徒
「部活のあり方」や「勝利」に対する生徒の変化に戸惑う指導者
株式会社マンダム(本社:大阪市、社長執行役員:西村健 以下マンダム)は、高校生の部活動における髪に関する独自のルールや慣習に着目し、部活競技として人気のとある運動部に所属する高校生1,657人、顧問を務める教員550人を対象に、競技と身だしなみ(ヘアスタイル等)に関する意識調査を実施しました。
【調査サマリー】
・生徒の約4割が「大事な試合前は身だしなみを整える」と回答。
「気合が入る」「自信がつく」「気持ちが整う」「ルーティン」などが理由で、身だしなみが“メンタルのスイッチ”として機能している傾向
・身だしなみが自信につながると感じる生徒は7割超、(生徒の自信につながると感じる)教員は約半数
・「プレーだけでなくヘアスタイルでも自己表現するのは良いと思う」 生徒の約7割が肯定、教員は約3割
・「部活動での身だしなみの自由化」賛成は生徒が約8割、教員は約5割。教員は「どちらでもない」が約3割
・生徒にとって、部活動や競技の魅力は「楽しい」「仲間と協力できる」「上達を実感できる」などの“体験価値”
・教員は、「部活以外の選択肢が増えた」「諦めが早い」「指導が難しくなっている」「勝つことへの執着が減った」など
生徒の“部活動そのもの”に対する意識や、“勝利・競技性”との向き合い方の変化を実感、新しい部活動の在り方を模索
マンダムでは、「どう思う?部活ヘア」と題したプロジェクトを通じ、髪型を一つの起点として部活生が心身ともに良好な状態でベストパフォーマンスを発揮できるようサポートを行うと共に、部活のみならず学校や競技団体など彼らを取り巻くコミュニティ全体で、自分らしく生きることやありたい自分を表現出来る環境について考えるきっかけとなることを目指しています。
学校生活の延長線上にありながらも、部活動には様々な理由によって校則とは違った独自のルールや空気感が存在します。部活動を取り巻く環境が大きく変わりつつある今、部活の髪型ルールや生徒・教員それぞれの意識についてご報告します。
生徒の約4割が「大事な試合前は身だしなみを整える」—身だしなみはメンタルのスイッチ—
「大会など大事な試合前は、いつもよりヘアスタイルなどの身だしなみを整えますか」という設問では、生徒の37.5%が「はい」と回答しました。(「どちらでもない」28.0%、「いいえ」34.5%)
大会前に整える理由として、「気合が入る」「自信がつく」「気持ちが整う」「ルーティン」「人に見られる」が多く、身だしなみをメンタルのスイッチとして捉えていることがわかりました。

身だしなみが自信につながると感じる生徒は7割超、(生徒の自信につながると感じる)教員は約半数という結果に
生徒を対象に「ヘアスタイルなどの身だしなみが整うことで自分に自信が持てると思いますか」と質問したところ、「自信が持てる」45.0%、「少し自信が持てる」25.4%となり、合わせて70.4%が、身だしなみが整うことは自信につながると回答しました。「あまり変わらない」6.2%、「全く変わらない」2.6%と、否定的な回答は計8.8%にとどまり、「どちらでもない」は20.9%でした。多くの生徒が、ヘアスタイルなどの身だしなみと自信の間に一定のつながりを感じていることがうかがえます。

一方、教員を対象に「選手たちがヘアスタイルなどの身だしなみを整えることで、自信につながると思いますか」と質問したところ、「繋がると思う」19.5%、「少し繋がると思う」31.6%で、肯定的な回答は計51.1%となりました。他方で、「あまり思わない」29.6%、「思わない」10.4%を合わせると計40.0%で、「わからない」は8.9%でした。

この結果から、生徒・教員ともに、身だしなみが自信につながる側面を一定程度認識していることがわかりました。その一方で、肯定的回答の割合は生徒で70.4%、教員で51.1%と差が見られ、生徒のほうがより強くその影響を感じて
いることがうかがえます。教員では過半数が肯定的に捉えているものの、否定的な回答も4割を占めており、身だしなみと自信の関係については、生徒に比べてより慎重に見ている傾向が示されました。
※生徒調査は本人の実感、教員調査は選手に対する認識を尋ねているため、両者の結果は参考比較として掲載しています。
「プレーだけではなくヘアスタイルでも自己表現をするのは良いと思う」は生徒の7割が肯定、教員は約3割
「プレーだけではなくヘアスタイルでも自己表現をするのは良いと思いますか」という設問では、生徒の70.8%が肯定(「とても良いと思う」「良いと思う」)しました。
一方、教員の肯定は34.2%、「どちらでもない」35.3%、「良いと思わない/あまり良いと思わない」は合計28.4%となりました。生徒側が“競技と両立できるひとつの自己表現”としてヘアスタイルを前向きに捉えているのに対し、教員側は約3人に一人は自己表現を肯定しつつも、慎重に判断する傾向がうかがえます。

「部活動での身だしなみの自由化」賛成は生徒8割、教員は過半—教員は中立も3割
「部活動で、ヘアスタイルなど身だしなみの自由化についてどう思いますか」という設問では、生徒の81.1%が賛成(「とても良いと思う」45.9%+「良いと思う」35.2%)と回答しました。
一方、教員の賛成は53.1%(「とても良いと思う」18.2%+「良いと思う」34.9%)で、生徒より低い結果となりました。
また、教員は「どちらでもない」が30.2%を占め、生徒の15.7%よりも高い結果となりました。否定回答は、学生が合計3.2%に対し、教員は合計14.4%でした。

現役部活生が感じる競技の魅力は “楽しさ”や“成長実感”
教員が経年で感じている生徒の変化は“部活との向き合い方”
部活動をめぐる価値観の違い
今回の調査では、生徒には「競技の魅力」を、また教員には「過去や自分たちの時代と比べて、生徒の傾向がどう変わってきているか」について自由回答で尋ねました。
生徒は競技の魅力として「楽しさ」「協力」「成長」などの体験価値を重視
生徒の回答からは、競技の魅力が勝敗やゲーム性だけではなく、仲間と協力すること、上達を感じることなど、協調や成長といったプロセスにも広がっていることがうかがえます。
部活動は、生徒にとって競技力を高める場であると同時に、前向きな経験を積み重ねる場として受け止められているようです。

教員は、勝利や努力、部活動との向き合い方に変化を実感
教員の回答からは、これまで部活動で重視されてきた勝利への強いこだわり、厳しさに耐える姿勢、部活動を最優先する感覚が、以前と比べると相対的に弱まっていると感じる声が見られました。また一部の指導者からは、社会の環境や人々の意識が変わりつつある中で、部活動そのもののあり方、指導方法や関わり方に戸惑う声も見られました。

こうした両者の回答は、どちらかが正しい・間違っているというものではなく、部活動の価値が「勝利主義」から「成長やつながり・楽しさといった要素を含む、より複合的なもの」へと広がってきたことを示していると考えられます。部活動に参加する生徒にとって、身だしなみも含めて競技や部活動の楽しさを実感できることは、参加意欲や活動継続につながる原動力のひとつになるのかもしれません。
◼実態調査概要
・調査時期:2025年12月~2026年1月
・調査対象:特定競技部に所属する高校生1,657人/同部活動で顧問を務める教員550人
・調査内容:競技における身だしなみ、自己表現、自信とプレーへの影響に関する意識調査
・調査方法:インターネット調査
※文章やグラフ中の数字は、小数点以下を四捨五入しているため、合計は必ずしも100.0%にならない場合があります。
●マンダムの想い「らしいってなんだろう」
BE ANYTHING, BE EVERYTHING.
(意味:なりたい自分に、全部なろう。)
マンダムの考える「自分らしい」とは、
・自分で決めること
・自由であること
・正解も間違いもないこと
・何度やり直してもいいこと
・他人の「らしい」を認めること
社会は、さまざまな価値観に満ちています。
一方で、高校生らしく、社会人らしく、男らしく、女らしくのような
見えない制約があるのも事実です。
誰かが決めた「らしい」ではなく、
自分だけの「らしい」を見つけることが
人生を豊かにすると私たちは信じています。
これからもマンダムは、
一人ひとりの「自分らしい」を応援していきます。
マンダム 「どう思う?部活ヘア」
特設サイト https://www.mandom.co.jp/special/bukatsu-hair/
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