マンダムにおけるDX推進について Promotion of DX at Mandom

はじめに~DX推進背景~

スマートフォンの普及やSNS利用者拡大を始めとするモバイル環境の変化、社会のデジタル化に伴って、生活者の情報収集・発信方法が劇的に変化しており、購買に至る意思決定プロセスの変化やトレンド形成に大きな影響を与えています。生活者の行動、意識、価値観の劇的な変化によって生まれてくる新しいお役立ちを当社グループが見出した際に、今までの当社グループの強みや保有資産だけでは対応できない商品やサービスが想定されます。その提供を実現するためには、DXの推進・活用や、外部とのオープンイノベーションが必要になってくると考え、その体制づくりを推進してまいります。当社では経営基本方針として、「デジタライゼーションとオープンイノベーションによる新価値創造企業への転換として、ウェルビーイングの実現に繋がるDX(デジタルトランスフォーメーション)のサクセス創出」を掲げ、MP-13よりDX推進委員会を設置し、現場主導での変革を促進してまいります。

DX推進のためのデジタル環境整備取組

生産性・創造性の高まりとワークライフバランスの実現に向けた働き方として、当社が定める新しい働き方の基本方針にIT活用を掲げるとともに、グループウエアとしてMicrosoft365を導入することで社員の新しい働き方を推進しております。

IT戦略として、DXの推進を加速させるため取組みテーマとして3つの戦略を掲げて実施しております。

  • 新たなデジタル技術獲得戦略
    業務プロセスの変革や新価値創造に向けた、AI・RPA等の新たなデジタル技術活用の組織的能力獲得の取り組み
  • データ活用戦略
    全社的なデータ活用推進のためのデータガバナンス・データマネジメント体制整備とデータ活用基盤構築
  • 技術的負債低減戦略
    新たなテクノロジー活用の阻害要因となる技術的負債リスクの特定と対処、ガバナンスルールの策定

DX推進STEP

プレ
MP-13
MP-13
2020
年度
2021
年度
2022
年度
2023
年度
STEP1:企業のデジタル変革

デジタルを活用した業務改善およびBPR・RPAを実施・導入することで、生産性を向上させて新価値創造に向けた経営資源を創出する

進捗確認指標:BPR実施部署数、RPA開発人数

STEP2:新価値創造への挑戦

AIやIoTを活用した取組を開始していき、継続的・全社的な新価値創造を実施するために次世代デジタル人材育成も実施する

進捗確認指標:次世代デジタル人材育成人数

DX推進体制

DX推進委員会は、当会社の経営企画・財務領域統括執行役員、経営戦略部担当執行役員および各領域の部門長をもって構成しております。

DX推進
委員会
  デジタル
活用業務改善
【STEP1】
 
  BPR・RPA活用
【STEP1】
 
  AI・IoT活用
【STEP2】
 
  次世代デジタル
人材育成
【STEP2】