mandom - 株式会社マンダム

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Management policy経営方針

トップメッセージ

 皆さまには、平素より格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。

 さて、この度の新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられた方々に謹んでお悔み申し上げます。罹患された皆さまおよび、感染拡大により困難な生活環境におられる皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
 感染症は国内外経済にも甚大な影響をもたらしており、世界経済は戦後最大とも言うべき危機に直面しております。アジア地域でビジネスを展開している当社にとっても例外ではなく、今後の影響を見通すことが難しく極めて不透明な状況です。
 このような困難な中、当社は本年度から計画していた第13次中期経営計画(以下、MP-13)のスタートを一年先送りする決断をいたしました。
 MP-13は「VISION2027」実現のための第2フェーズとなる“変革・挑戦”期と位置付けております。今期1年間はこの不透明な中、お客様、お取引先様、そして当社の大事な人財である社員の健康と安全に最大限配慮しながら感染症のダメージを最小限に抑え、少しでも良い形で1年後のMP-13を立ち上げられるよう、努力する所存です。

 前期の第103期(2020年3月期)は第12次中期3ヵ年経営計画(以下、MP-12)の最終年度でした。MP-12は当社の創業100周年にあたる2027年時における私たちのありたい姿である「VISION2027」実現のための3つのフェーズの内の第一フェーズ“基盤整備期”と位置付けておりました。
 日本国内ではインバウンド需要の減少、夏季の天候不順による夏シーズン品の苦戦等があり、非常に厳しい経営環境でしたが、インドネシア、その他の海外各国は堅調に推移したこともあり、連結売上高は817億円と過去最高を達成しました。しかしながら、営業利益、親会社株主に関する当期純利益におきましては減益となりました。
 また、MP-12の経営基本目標であった連結売上高目標900億円、同営業利益率目標10%以上はともに未達成となりました。売上高については日本、海外問わずスマートフォンの普及やSNS利用者拡大を始めとするモバイル環境の変化、社会のデジタル化に伴って、生活者の情報収集・発信方法が劇的に変化しており、購買に至る意思決定プロセスの変化やトレンド形成に大きな影響を与えています。その変化にスピーディーに対応できていなかったことが大きな要因と考えております。一方、利益については、真のグローバル企業を目指すため、当初の予定通り、共通の情報システム導入やオフィス環境整備等の基盤整備のための積極的な投資を行った結果であります。
 新型コロナウイルス感染症に対応して、財務の安全性を最重視した経営となることを想定した本年度ですが、それだけではなく「プレMP-13」と位置づけ、MP-12からの 継続課題を踏まえ、“変革・挑戦”のMP-13への助走期間としての取組は開始したいと考えております。

 最後に、皆さまには今回の当社方針に対するご理解と、引き続きのご支援を心からお願い申し上げます。

代表取締役 社長執行役員
西村 元延