mandom - 株式会社マンダム

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Management policy経営方針

トップメッセージ

 皆さまには、平素より格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申しあげます。

 2019年3月期は、前期比較で減収となっておりますが、これは今期より国際財務報告基準に準拠した財務諸表で連結している在外連結子会社において、従来費用処理していた一部の項目を売上高から控除する表示法に変更しており、前年同期を同様の基準に算定した場合は0.2%と僅かに増収となります。各段階利益は減益という結果に終わりました。
 売上高につきましては、日本では男性ブランドの「ギャツビー」が夏シーズン品の好調もあり堅調に推移し、ミドル男性向けブランドである「ルシード」も順調に実績を拡大したものの、女性ブランドの「バリアリペア」が第2四半期以降、越境EC需要が急減速したことを受けて大きく売上を落としたことにより、微増収にとどまりました。インドネシアにおきましては、市場の競争環境激化により、近年実績を牽引してきた「ギャツビー」の「スタイリングポマード」、「アーバンコロン」が伸び悩み、減収となりました。一方、海外その他は、多くの国において「ギャツビー」のスタイリング剤と、「ビフェスタ」が好調に推移しました。
 利益面では、日本とインドネシアにおける減収影響と、MP-12の企業基盤整備に伴う費用増加によって減益となっております。

 

 第12次中期経営計画(MP-12)は、“「VISION2027」実現のための企業基盤整備期”として位置付け、「カテゴリー戦略の推進とブランド価値向上の徹底」、「インドネシアを中核にした海外事業の成長性向上」、「グループオペレーション体制の構築と単位あたり生産性の向上」を基本方針として、来るべき人口ボーナス期にアジアの成長と共に当社グループも飛躍的に成長するための経営のグローバル化への取組みを着実に実践しています。
 具体的にお話ししますと、中核ブランドである「ギャツビー」は真のグローバルブランドを目指して、ブランドの再定義“リブランディング”に取り組んでおります。社内においても、各国のマーケティング担当者を日本に集め、参画者全員が「ギャツビー」の中長期の“ありたい姿”やブランド価値について語るディスカッションや、各国でのマーケティング・サクセスの共有を行うなど、ボーダーレス化しつつある「アジアのヤング男性」に対して、グループとしてブランド価値向上と生活者からの支持を高めるための取組を行っております。
 グループ基盤の整備としては、グループにおいて全体最適観点での意思決定を可能とするための共通の会計システムを順次導入中です。日本、タイに続いて、今年からはインドネシアでも本格稼動しております。また、“人間系”企業にふさわしいビジネス環境づくりと働き方改革を目的として、日本の東京日本橋オフィスとインドネシアのヘッドオフィスをそれぞれ移転しております。

 本年度も引き続き「VISION2027」の“ありたい姿”実現に向けて、足元の課題を着実に解決し、必要な環境整備をやり抜くことで企業基盤整備を進めつつ、再び売上高・利益拡大の再加速を図って行きたいと考えております。

 皆さまにおかれましては、今後とも格別のご支援、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

代表取締役 社長執行役員
西村 元延