mandom - 株式会社マンダム

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Management policy経営方針

トップメッセージ

第106期(2023年3月期)にあたり

 皆さまには、平素より格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。

 はじめに、新型コロナウイルス感染拡大による影響を受けられました皆さまに心よりお見舞い申し上げます。皆さまのご健康と、1日も早い収束を願っております。
 世界規模での新型コロナウイルスのパンデミック発生により、アジア経済はこれまで経験したことのない困難に直面し、度重なる外出制限が行われましたが、概ねコロナ禍を巡る最悪期を脱しました。
 この影響は社会構造や、ビジネス環境の変化を促しており、社会の不確実性はいっそう増しました。また、生活者は自分自身を見つめ直す時間が増えたことで、意識や行動も大きく変容したニューノーマルへと移行しており、企業は従来の延長線上では新たな価値提供が困難となっています。
 今、企業に求められているのは、「存在意義」であり、社会に対してどのように貢献出来るかが問われています。深刻さを増す環境破壊・気候変動、経済における成長モデルの変化等の社会変動に際し、マンダムは理念経営の実践により「人間系企業」として、現在のみならず、未来の生活者への更なる「お役立ち」を追求し、新しい時代におけるマンダム独自の価値提供を行うことが使命であると考えます。
 マンダムグループでは、前期から第13次中期経営計画(MP-13)をスタートし、今年は2年目となります。激動の時代だからこそ、マンダムの原点である「健・清・美・楽」を見つめ直し、今までのビジネスモデルのみにとらわれない「イノベーション」と「チャレンジ」により、新たな価値を社員一丸となって創造し、提供してまいります。
 そして、生活者の日常のささやかな充足感や幸せの実現、さらにその先の社会を持続可能かつ豊かにする企業へと進化してまいります。

2022年3月期業績について

 前期(2022年3月期)は、国内外において新型コロナウイルスの感染拡大が継続した影響を受け、前々期(2021年3月期)に比べ売上高は、9.4%の減収となりました。日本で「収益認識に関する会計基準」等を期首から適用しておりますので、実質の売上高は、4.4%の減収となります。
 営業利益は、23億8百万円の損失となり2期連続の営業損失という厳しい結果となりました(前々期は7億93百万円の営業損失)。これは主として、減収により売上総利益が減少したことによるものであります。 親会社株主に帰属する当期純利益は、投資有価証券売却益を計上いたしましたが、6億21百万円の損失という結果となりました(前々期は8億60百万円の当期純利益)。
 各セグメントの売上高につきまして日本は、緊急事態宣言などによる外出自粛やリモートワーク、オンライン授業の増加による外出機会の減少が継続したことにより消費が低迷したことや夏場の気温低下や長雨などの天候不順で夏シーズン品の需要が伸び悩み、「ギャツビー」ブランドが苦戦した結果、16.1%の減収となりました。実質の売上高は、8.3%の減収となります。
 インドネシアにおきましても新型コロナウイルスの感染拡大が継続した影響よる大規模社会制限の発令などにより消費が低迷し、第4四半期から回復傾向がみられたものの2.9%の減収となりました。海外その他におきましては、新型コロナウイルスの感染拡大が継続したものの、いくつかのエリアでは売上高が回復したことにより5.3%の増収となりました。
 また営業利益については、日本・インドネシアとも売上高の減少と原価率上昇による売上総利益の大幅な減少を販売管理費の削減でカバーできず損失を計上することとなった一方で、海外その他においては、増収であったこともあり利益を確保することが出来ました。

 最後に、皆さまにおかれましては、今後とも格別のご支援、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

代表取締役 社長執行役員
西村 健