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国連グローバル・コンパクト

わたしたちマンダムグループは、社会の持続可能な発展を目指す国際社会の一員として、2015年9月に『国連グローバル・コンパクト』へ参加し、グローバル・コンパクトが提唱する「人権の保護」、「不当な労働の排除」、「環境への対応」、そして「腐敗の防止」に関わる4分野10原則を支持し、その促進と実現にむけて、日々の事業活動を通じてお役立ちすることを表明いたしました。
国連グローバル・コンパクトとは
1999年の世界経済フォーラム(ダボス会議)にて、グローバル化が急速に進む中、グローバル化の「負」の側面が顕著になってきており、もはや国家や国際機関だけではグローバルな課題を解決できなくなってきた当時の状況を踏まえて、コフィー・アナン国連事務総長(当時)が提唱。2000年7月26日にニューヨークの国連本部で正式に発足した、「社会の持続可能な発展」を実現させるために世界の企業や団体が国際的な枠組み作りに参加する自発的な取り組みです。
参考
グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン WEBサイト
グローバル・コンパクトが提唱する4分野10原則
人権 | 原則01:企業は、国際的に宣言されている人権の保護を支持、尊重すべきである。 |
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原則02:企業は、自らが人権侵害に加担しないよう確保すべきである。 | |
労働 | 原則03:企業は、結社の自由と団体交渉の実効的な承認を支持すべきである。 |
原則04:企業は、あらゆる形態の強制労働の撤廃を支持すべきである。 | |
原則05:企業は、児童労働の実効的な廃止を支持すべきである。 | |
原則06:企業は、雇用と職業における差別の撤廃を支持すべきである。 | |
環境 | 原則07:企業は、環境上の課題に対する予防原則的アプローチを支持すべきである。 |
原則08:企業は、環境に関するより大きな責任を率先して引き受けるべきである。 | |
原則09:企業は、環境に優しい技術の開発と普及を奨励すべきである。 | |
腐敗防止 | 原則10:企業は、強要と贈収賄を含むあらゆる形態の腐敗の防止に取り組むべきである。 |
国連グローバル・コンパクトの定める4分野(人権、労働、環境、腐敗防止)10原則は、いずれも世界的に採択・合意された普遍的な価値として国際社会で認められているものです。国連グローバル・コンパクトは、企業が影響の及ぶ範囲内で「人権」、「労働」、「環境」、「腐敗防止」の分野における一連の本質的な価値観を容認し、支持し、実行に移すことを求めています。
- 人権:世界人権宣言(The Universal Declaration of Human Rights)
- 労働:労働における基本的原則および権利に関するILO宣言(The International Labour Organization's Declaration on Fundamental Principles and Rights at Work)
- 環境:環境と開発に関するリオ宣言(The Rio Declaration on Environment and Development)
- 腐敗防止:腐敗防止に関する国連条約(The United Nations Convention Against Corruption)
マンダムグループ全体でのCSR活動の推進
わたしたちマンダムグループは、1958年にフィリピンに進出、1969年にはインドネシアに現地法人を設立するなど、50年以上にわたり、「アジアの生活者へのお役立ち」という基本姿勢のもとでアジアを中心にグローバルな事業展開を推進してまいりました。
グローバリゼーションが進む昨今の社会と市場経済の情勢の中で、「社会の持続可能な発展」にむけて、トリプルボトムライン(環境・社会・経済の3側面)をより高い次元で継続的に高めていくことが、CSR(企業の社会的責任)として全ての企業に求められています。
「社会の持続可能な発展」の実現にむけて、国という枠組みを越えた活動の推進は、アジアを中心にグローバルに事業を展開するわたしたちマンダムグループにとっても、継続的に取り組むべき重要なテーマとなっています。
2015年は、9月25日の「持続可能な開発サミット」にて2030年までに達成を目指す世界共通の目標である「持続可能な開発目標(SDGs)」が採択されるなど、社会の持続可能な発展を目指した国際社会全体の取り組みの節目の年でした。
国連グローバル・コンパクトへの参加を機に、わたしたちを取り巻く社会的課題を地球規模の視点で考え、マンダムグループ全体でのCSR活動、事業活動を通じた「お役立ち考働」の推進を、これまで以上に強化してゆく所存です。
