mandom - 株式会社マンダム
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循環型社会の形成への取り組み
廃棄物への取り組み
福崎工場では、2003年10月以降、産業廃棄物の再資源化を99%以上とする「ゼロエミッション」を達成し、この状態を維持・継続しています。2019年度においても、国内全事業所で達成しました。再資源化の一例として、プラスチック類のペレット※加工を行っています。また、生産工程の改善に取り組むことで廃棄物排出量の削減に努めています。
本社ビルでは、廃棄物の削減とリサイクル促進のため、異動者、新規入社者を対象に環境問題に関する講義、廃棄物の適正区分・適正処理のルールなどの説明会を毎年実施しています。また、2013年から大阪市では紙類の100%再資源化が義務となったため、分別廃棄やシュレッダー使用の徹底を呼びかけ、紙コップ専用の分別ゴミ箱を設置しています。
※ペレット:工業原料などを3~5㎜程度の粒子状にしたもの。

ペレット

ゴミ分別カート
また、循環型社会への移行に向けた知見を深め、持続可能な地球環境への取り組みを強化するために、「九州エリアにおける資源の最適循環」と「持続可能社会の実現に資するビジネス創出」を目指す企業連合「九州サーキュラー・エコノミー・パートナーシップ」(事務局企業:アミタホールディングス(株)、NECソリューションイノベータ(株))が2021年7月より実施した、使用済みプラスチックを回収する実証実験「MEGURU BOX(めぐるボックス)プロジェクト」に参画しました。
参考
水資源の有効活用

製造タンク
福崎工場では、日頃から各部署における節水の呼びかけや、生産設備・配管などの洗浄方法の見直しを実施しています。また、チラー※を導入することで工業用水を削減しました。
本社ビルでは、水量調節ができる節水器具や節水型水洗トイレを設置することで水使用量の削減につなげています。
※チラー:水や熱媒体の液温を管理しながら循環させることで、さまざまな種類の産業機器温度を一定に保つための装置。主に冷却に用いる場合が多い。
販促物の取り組み
2018年より「販促物の在庫数最適運用システム」を導入しています。
過去の製造実績から独自に算出した推奨製造数をアイテムごとに導き出し、大ロット、小ロットに分けて発注、製造を行うことで無駄な販促物を製造せず、在庫を極小化しています。
適切な数量を適切なタイミングで製造するこのシステムの導入によって、廃棄ロスを減らすことができ、材料や製造エネルギーの無駄を削減できるだけでなく、運送の効率化によるCO2排出量の削減、倉庫維持エネルギーの削減にもつながる地球環境を意識した仕組みとなっています。
また、不要となった販促物は全てリサイクル処理をしています。
今後の販促物の製作についても、4R(Reduce:減量、Reuse:再使用、Recycle:再利用、Renewable:再生可能な資源の利用)を基本とした環境負荷低減にむけた取り組みを積極的に行ってまいります。
●リサイクル可能な段ボールを使用
店頭での販促ボードの素材を、リサイクルが難しいチップボールではなく、リサイクル可能な段ボールを使用しています。

販促ボード
●店頭で使用される単品トレイの減量化
店頭の棚に商品を陳列する際に使用するトレイの樹脂使用量の削減に取り組んでいます。


●ARによる髪色シミュレーションを導入
ヘアカラー製品での「プラスチック製毛束トレイ」の供給を終了し、ARによる髪色シミュレーションを導入。プラスチック使用量の削減に取り組んでいます。

