環境

環境理念と推進体制

 わたしたちマンダムグループは、事業活動を通じて、生活者や社会にお役立ちをしたい、地球環境の保全に努めたい、日常業務において一人ひとりが環境について考えたいという思いから、1999年8月にマンダム環境理念、環境基本方針、福崎工場<環境方針>を制定し、2000年11月には福崎工場が「ISO14001」を認証取得しました。
 その後、2016年5月には、「バリューチェーンを通じた環境保全の取り組み」、「社会からの要求への対応」、「計画的なパフォーマンスの向上」の強化を図ることを目的として、環境理念を改訂するとともに、「商品」「生物多様性保全」「福崎工場」を重点3領域とし、それぞれの環境方針を定め、環境活動を推進しています。

商品への取り組み

 わたしたちマンダムグループは、環境配慮を商品「価値」の一つと位置づけ、持続可能な社会づくりに「お役立ち」するため、環境(エコロジー)と経済(エコノミー)が両立する商品の「価値づくり」を推進します。

エコロジー、エコノミーという言葉は、ともにギリシャ語の「オイコス(まとまりのある世界)」という言葉に由来し、
エコロジーはオイコスのロゴス(論理)、エコノミーはオイコスのノモス(法則)が語源とされます。

エコロジーとエコノミーが両立する商品の価値づくりのために

環境配慮による新たな商品価値の創出

 お客様に「お役立ち」するための「商品の価値」の要素に環境配慮を加え、お客様が満足してご利用いただける、
環境に配慮した商品の価値づくりを推進します。

商品のライフサイクルを通じた「Reduce(減らす)」の追求

 商品の開発から製造・販売、お客様にご使用いただいた後の廃棄に至るまでの全ての段階で、
環境負荷(環境への負担)の「Reduce」を追求します。
 (Reduceとは~資源消費を減らす、エネルギー使用量を減らす、ご使用後のゴミを減らす、CO2排出を減らすなど)
「Reduce」によるコスト削減も推進し、お客様がお求めになりやすい価格の商品提供に努めます。

グローバル視点で海外各国の多様性に対応

 アジアでグローバルな環境経営を推進し、海外各国の多様なライフスタイルに対応した商品においても、
環境に配慮した商品の価値づくりに取り組みます。

マイクロプラスチックビーズ使用中止の方針

 現在、マンダムグループの一部のスクラブ洗顔料において、角質除去を目的としてマイクロプラスチックビーズ(合成の非水溶性プラスチック粒子)を配合しています。近年、海洋中に流出するプラスチックに関し、食物連鎖を通じて生態系に与える影響が議論されており、米国では、2015年12月に、洗い流しのパーソナルケア製品に関し、マイクロプラスチックビーズの使用を段階的に廃止する法律が定められました。
 こうした状況も踏まえて、マンダムグループでは、今後、洗い流しの製品にマイクロプラスチックビーズを使用しないとともに、2017年末までに洗顔料に配合しているマイクロプラスチックビーズを本懸念のないものに代替する方針を定めました。

【環境に配慮した「生分解性スクラブ」を採用した洗顔料(2016年8月29日リニューアル発売)】

生物多様性の保全

持続可能な原材料の調達にむけて

 マンダムでは、2016年4月に生物多様性の保全に関する方針を策定し、環境方針に新たに盛り込むとともに、2017年2月度のCSR推進委員会にて、マンダムグループCSR重要課題の取り組みの一つとして、生物多様性の保全にも配慮した持続可能な原材料の調達と利用についての検討を開始しました。
 その中で、以下の2つの長期目標の達成にむけて、段階的に取り組みを進めていくことを決定しました。

  1. 2027年までに原料の起源となるパーム油の全量をRSPO認証パーム油とすること
    RSPO:持続可能なパーム油のための円卓会議(Roundtable on Sustainable Palm Oil)
  2. 2027年までに紙製容器包装の全量をFSC認証紙とすること
    FSC:森林管理協議会(Forest Stewardship Council)

 なお、この取り組みは、環境、生物多様性の保全のみでなく、関連するサプライヤーや有識者、NGO・NPOなど多様なコミュニティの方々との協力関係を積極的に構築・強化しながら、人権や労働の課題にも配慮した「CSR調達体制の構築と運用」にもつなげてまいります。

総合的な取り組み