人権

 人権について、わたしたちは、国際的に宣言されている人権の保護を支持、尊重するとともに、人権侵害に加担することがないように自らの事業活動の各段階を通じて、継続的な監視と教育に努めてまいります。

人権啓発の推進

 マンダムでは、「マンダムグループ考働規範(2018年度改訂版)」にて、以下の内容を統合し、継続的な社員教育を通じた人権啓発の推進に努めています。

参考: マンダムグループのコンプライアンス
参考: PDFマンダムグループ考働規範(2018年度改訂版)(PDF:1.95MB)

人権の尊重・差別的取り扱いの禁止

  1. わたしたちは、ひとり一人の基本的人権を尊重します。
  2. わたしたちは、どんな場合においても、国籍・人種・民族・宗教・肌の色・年齢・性別・性自認・性的指向・健康状態・障がい・雇用形態などによる差別となる行為は行いません。また、そのような差別が行われている場合、見て見ぬふりをしません。
  3. わたしたちは、思い込みや偏見などによる差別をしません。
  4. わたしたちは、個人的な信条や趣向を強要しません。

児童労働・強制労働の禁止

  1. わたしたちは、いかなる場合においても、就業年齢に満たない児童に労働(児童労働)をさせません。
  2. わたしたちは、いかなる場合においても、身体的または精神的拘束を手段とする不当な労働(強制労働)をさせません。
  3. わたしたちは、児童労働・強制労働を禁止した条約・法令等を遵守します。

職場環境の整備

  1. わたしたちは、健康と安全に配慮した働きやすい職場環境を整備します。
  2. わたしたちは、ひとり一人の能力を高め、多様性・人格・個性を尊重する働き方を実現することにより、ひとり一人の力をチームの力へと高めます。
  3. わたしたちは、人命を最優先し、労働条件・労働安全衛生に関する法令・ルール等を遵守します。
  4. わたしたちは、安全第一の職場環境づくりや労働時間の適正化等の施策に積極的に取り組みます。
  5. わたしたちは、健康を保持・増進するための取り組みに積極的に参画します。
  6. わたしたちは、事故・トラブル等が発生した場合には、速やかにこれに対応します。

ハラスメントの禁止

  1. わたしたちは、相手の立場に立って、思いやりのある言動をします。
  2. わたしたちは、セクシャルハラスメント(相手方の意に反した性的な働きかけ)をしません。
  3. わたしたちは、パワーハラスメント(職務上の地位を利用した職場内外における嫌がらせ)をしません。
  4. わたしたちは、マタニティハラスメント(妊娠・出産を理由とした不当な扱い)をしません。
  5. わたしたちは、その他ソーシャルハラスメント(SNS上のプライバシーの侵害その他の迷惑行為)、アルコールハラスメント(酒席への出席・一気飲みの強要といった、飲酒に関連した嫌がらせや迷惑行為)等のハラスメント行為をしません。
  6. わたしたちは、ハラスメント行為が行われている場合に、見て見ぬふりをしません。

多様な人財が活躍できる環境づくりにむけて

 マンダムでは、女性社員の活用に限らず、さまざまな個性あふれる多様な能力の活用や外国籍社員の受け入れ活用など、「多様性」、「異質」を尊重する風土づくりの一環として、2015年4月より、「ダイバーシティ推進室」を設置しています。
  「人権」と「労働慣行」の課題は密接に関連します。多様な属性や価値観を持つ人財を確保し、それぞれの能力を最大限発揮できるように、「ダイバーシティ&インクルージョン」を目指した組織体制づくりを推進しています。
  直近の女性社員の活躍推進、障がい者の雇用促進、外国籍社員の受け入れ活用、定年後再雇用制度利用者数などの状況は、以下をご確認ください。

参考: PDF人事・労務関連データ (PDF:224KB)

障がい者など多様な人財が活躍できる環境づくり

福崎工場に設置した
多目的(多機能)トイレ

 わたしたちは、「ダイバーシティ&インクルージョン」を目指した組織体制づくりの一つとして、障がい者の雇用促進と活躍推進にむけた職場の環境づくりを進めています。
 本社ビルにおいては、障がい者用トイレを1階に設置しているほか、障がい者用駐車スペースの確保、オフィス内での車いすなどで通行可能な通路の確保などバリアフリーへの取り組みや配慮を行っています。また、福崎工場では、エントランスや2014年に増改築した生産棟などにてバリアフリーや多目的(多機能)トイレを設置するなどの取り組みを行っています。

 また、バリアフリーなどハード面での取り組みのみでなく、障がい者や高齢者、外国人、妊婦の方など、多様な人財とともにやりがいを持って働ける職場の風土づくりとマインド(ハート)の醸成を目的として、日本ユニバーサルマナー協会さま株式会社ミライロさま)にご協力いただき、多様な方々への基本的な向き合い方やお声掛け方法などを学ぶユニバーサルマナー研修を実施しています。

参考: 最新CSR情報:2016年5月18日記事
日本ユニバーサルマナー協会さまによる講習とダイアログを開催しました。
参考: 最新CSR情報:2017年1月6日記事
多様な方々と正しく向き合うために必要なこと
ユニバーサルマナー研修(3級・2級)を開催しました。

人権啓発への継続投資

 わたしたちは、「ダイバーシティ&インクルージョン」を目指した組織体制づくりを推進するためには、LGBT、強制労働や児童労働の問題など、国際社会で発生しているさまざまな人権課題について、社員一人ひとりの正しい理解と対応が必要だと考えています。今後も、マンダムでは、グローバルに事業展開を行う企業にふさわしい社員の育成とインクルーシブな社会の構築を目指した社内での人権啓発活動を実施してまいります。

参考: 最新CSR情報:2016年11月11日記事
一般社団法人ユニバーサルマナー協会さまにご協力いただき「LGBTマナー研修」を実施しました。

 なお、直近の障がい者(法定雇用率)や外国人など雇用の状況については、下記をご参考ください。

参考: PDF人事・労務関連データ(PDF:224KB)

デューデリジェンス

 わたしたちは、新たなマンダムグループCSR推進体制の確立を目指し、2015年よりCSR推進委員会を設置し、組織横断的なCSR活動の推進に取り組んでいます。
 CSR推進委員会では、CSR重要課題の一つとして「CSR調達体制の構築と運用」を掲げ、サプライヤーさまへの協力要請を行いながら、サプライチェーンにおける「人権」、「労働慣行」、「環境」、「公正な事業慣行」などの課題の側面を踏まえたCSR調達体制の構築に取り組んでまいります。

参考: マンダムグループ CSR推進体制
参考: 公正な事業慣行 CSR調達体制の構築と運用を目指して

海外での事業活動における現地の文化・習慣の理解と尊重

 わたしたちは、海外においては、各国地域の歴史・文化や人々の考え方・習慣を尊重した事業活動を目指しています。
 国民の約9割がイスラム教を信仰しているインドネシアの連結子会社であるPT Mandom Indonesia Tbkでは、イスラム教を信仰する従業員の習慣を尊重し、敷地内に礼拝所を建設するとともに、礼拝時間にも可能な限り配慮した操業を行っています。
 なお、2015年7月10日に発生したインドネシア工場火災事故の被害者とそのご家族やご遺族への対応についても、現地の文化や習慣、信仰される宗教などを尊重した対応を行っています。

参考: PDFマンダム「考働レポート2016」
P.16-19
考働特集01:インドネシア工場火災事故とその後の対応について
(788KB)
インドネシアで発生した工場火災事故の
被害者を偲んで行なわれた100日祭
(2015年10月19日)