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労働慣行 労働安全衛生の取り組み2015.11.12

姫路市中播消防署と「合同避難訓練」を実施しました

 11月12日(木)、兵庫県にある福崎工場と姫路市中播消防署は、初めての試みである合同避難訓練を実施しました。

『午前10時00分に2階部分から出火、119番通報して避難するも、2名の所在が未確認、及び負傷者数名あり。また、火勢が強いため自衛消防隊は避難』の想定で行ないました。


【合同避難訓練実施手順】

  1. 通報訓練
  2. 避難訓練
  3. 初期消火訓練
  4. 負傷者搬送訓練(担架使用)
  5. 姫路市中播消防署による救助(ハシゴ車及びレスキュー隊出動)、トリアージポスト設置による負傷者の仕分けと応急処置、消火活動(放水)

トリアージポスト:医師や救急救命士などが、負傷した方の重症度や緊急度などをいち早く判断する場所。

 ハシゴ車による救助活動とトリアージポスト設置後の応急処置

 

 上記5.では、伸ばせば30mを超える高層建築用ハシゴ車と救急隊員によって、屋上から助けを求める所在未確認者の救出や、負傷者を症状の重篤度に応 じて対応するトリアージを実施しました。消防署との合同でないとできない貴重な訓練を多く体験できたことで、日頃から防火意識を持つことの重要性を全従業 員が再認識できました。また、消防署隊員の機敏で統制のとれた対応を見て頼もしさを感じました。

 消火器訓練と消火栓訓練

 

 合同避難訓練後は自衛消防隊による、水消火器使用と消火栓放水の訓練を行いました。

 多くの社員にとって消火器の使用体験は初めてであり、初期消火の重要性を身につけることができました。また、併せて消火器の位置や表示、避難経路なども再度見直し、事前に周知を図ったことで、日頃から確認しておくことが大切であることも再認識できました。

 従業員の安全・防災意識が常に刺激され、緊急対応が着実に身につくような実効のある訓練を今後も引き続き行なっていきます。

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