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コミュニティ参画・発展 教育支援の取り組み2016.07.12

中学生の職場体験「トライやる・ウィーク2016」を開催しました。

 2016年5月30日(月)から6月3日(金)までの5日間、福崎工場(兵庫県神崎郡)にて、中学生の職場体験「トライやる・ウィーク」を実施しました。

 兵庫県教育委員会では、中学生の地元企業への職場体験「トライやる・ウィーク」を1998年から企画実施されており、福崎工場ではその受け入れ先として、初年度から継続して協力しています。
 トライやる・ウィーク実施の主旨は、中学生が職場体験、福祉体験、勤労生産活動など、地域でのさまざまな体験活動を通じて、働くことの意義や楽しさを実感したり、社会の一員としての自覚を高めるなど、生徒一人ひとりが自分の生き方を見つめられるよう支援するものです。また、トライやる・ウィークへの取り組みを通じて、学校、家庭、地域社会の連携を深め、社会全体で子どもたちの人間形成や社会的自立の支援を行なうことで、子どもたちを中心とした地域コミュニティの構築へと発展することも期待されています。

 今回、福崎工場には4名の中学生から職場体験の希望者があり、5月30日(月)から6月3日(金)までの5日間、実習を受けていただきました。
 初日は、福崎工場の概要説明、工場でのルールや安全教育に関する講義を行ないました。生徒の皆さんは、学校での発表もあるため、聞き逃さないように頑張ってメモを取られていたのが印象的でした。
 2日目、3日目は、製造課と仕上課での実習を行ないました。製造課では簡単な秤量作業、仕上課では仕上げラインへの容器資材の供給や出来上がった商品の3個箱入れに挑戦していただきました。また、後半の4日目は、品質管理課で品質検査を体験していただきました。慣れない職場体験の中で4日目にもなると、さすがに疲れが見え初めていましたが、理科実験に似ているとのことで、楽しそうに取り組まれていました。

 最終日の5日目に感想を聞いたところ、「大きなタンクに驚いた」、「楽しかった」、「仕事の大変さが分かった」、「家でも『4S』をやっていきたい」など、いろいろな体験ができたことに満足されているようでした。
 また、生徒の皆さんの活動日誌の「ご家族からの感想・意見」の欄に、『4S』の大切さについて、「異常に気づきやすくするためにするのですよ」と生徒の皆さんにむけて分かりやすくコメントされており、わたしたちマンダムの社員も教わった『4S』の本来の意味と重要性が引き継がれていくことに喜びを感じるとともに、生産に携わる社員としてのプライドも感じることができました。

※『4S』とは、安全で健康な職場づくりや生産性の向上を目指す活動で、整理(Seiri)、整頓(Seiton)、清掃(Seiso)、清潔(Seiketsu)を行なうこと。
ちなみに、以前、福崎工場では、「整理、整頓、清掃、清潔、しつけ、しっかり、しつこく」として、『7S』と呼んでいました。

 この「トライやる・ウィーク」へのご協力は地域社会貢献の一環ですが、「マンダムファンづくり」にもなっており、今後も引き続き、このような活動を継続していきたいと思います。

生徒の皆さんから丁寧なお手紙をいただきました。こちらこそ、ありがとうございました。

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