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コミュニティ参画・発展 社会との価値共創の実現2018.04.04

関西に拠点を置く企業9社合同で開催した「ベストな共働きを考えるフォーラム」に参加しました。

 2月17日(土)、関西に拠点を置く弊社を含む企業9社合同で開催した「ベストな共働きを考えるフォーラム」に参加しました。フォーラム当日は、関西に拠点を置く企業9社に勤める社員とそのパートナーの方々の合計63名が参加され、活発な意見交換が行われました。

 1990年代後半に、共働き世帯数が専業主婦世帯数を上回って以来、その後も共働き世帯数は増え続けており、マンダムでも、専業主婦世帯よりも共働き世帯の方が多くなっています。夫婦ともにキャリアアップしながら、仕事も家庭も大切にしたいとお考えの方は、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、幼いお子様や介護が必要な方をお持ちのご家庭などは、時間の制約が大きく、具体的にどのようなことをすれば良いのか分からないといった、仕事と育児・介護の両立の難しさや悩みなどを感じることも多いかと思います。
 そうした状況をふまえて、今回の「ベストな共働きを考えるフォーラム」は、パートナーもご自身も仕事で活躍するために、育児という同じ境遇にいる他社様の社員とディスカッションや交流をしながら、共働きを行う上でのヒントを得ていただくことを目的に開催されました。

 フォーラムの前半は、グループに分かれて、他社の方々と一緒にディスカッションを行いました。
 ご夫婦ともに仕事で活躍するためには、日々の生活に欠かすことのできない家事や育児への関わり方について見つめ直すことが大切です。そこで、「夫婦の家事・育児分担チェック表」の作成を行い、現在のご夫婦の家事・育児分担割合はどのようになっているのかを確認しました。そのチェック表をもとに、各家庭の家事・育児分担状況を共有し、気づいたことや改善していきたいことなどについて、各グループで対話や意見交換を行いました。
 「家事も育児も十分にやっているつもりだったけど、もっとできることがあると感じた」といった意見や「業務の都合上、自分の方が帰宅時間が遅いため、毎朝の家事は担当すべきだと思った」などといった意見が挙がりました。
 家事や育児などの分担の割合は家庭状況により異なるため、半分ずつ分担できているから正しいといったような正解はありません。今回のディスカッションにより、ご夫婦ともに仕事で最大限のパフォーマンスを発揮できるベストな家事や育児などの分担方法について考える貴重な「きっかけづくり」になったと思います。

 フォーラム後半では、パネリストとして参加企業から4名の方がご登壇され、仕事と育児を両立するうえでの工夫についてパネルディスカッションが行われました。
 マンダムからは、基盤研究所の藤田が登壇し、自身のお子様との関わり方や育児期の女性社員のマネジメントについて紹介しました。また、その他のパネリストの方々からは、「タイムツリー」というアプリを用いた時間管理・情報共有や、ベビーシッターなどの外注サービスの積極的活用といった様々な工夫についての話があり、参加者にとって多くのヒントを得る場となりました。


[コメント] 人事部 ダイバーシティ推進室 山上留実

 人事部の育児関連の担当者(参加当時)として1年間の活動を通して感じることは、仕事と育児・介護の両立支援制度は定着してきているものの、共働き世帯の働き方や男性社員の育児参画については、まだまだ勉強段階ということです。
 今回のフォーラムにて、他の企業の社員の方々の仕事と家事や育児の両立方法について多くのことを学ばせていただき、大変貴重な経験となりました。
 今後は、フォーラムにて得たヒントを活かし、働きやすさや働きがいを感じることのできる職場の環境づくりに努めてまいりたいと思います。

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