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コミュニティ参画・発展 教育支援の取り組み2018.04.04

兵庫県立のじぎく特別支援学校さま、兵庫県立神戸特別支援学校さまの2校で「身だしなみ教室」を開催しました

 2018年2月度、以下の支援学校さまで「身だしなみ教室」を開催しました。

 参加された両校の生徒の皆さまは、4月から社会参加を控えた高等部3年生、企業実習を控えた高等部1年生など、これからの社会参加にむけて必要な「身だしなみ」を身に付ける目的で参加されました。

 開催にあたり、両校のご担当者さまと事前打ち合わせを行い、「身だしなみ」への理解、そして「おしゃれ」との違いを理解し、講義後は違いを理解しながら「おしゃれ」も楽しめることを目指し講義内容を組み立てました。
 講義前半では、「今日の身だしなみはできているか・できていないか」について、身だしなみチェックシートを使用し、卓上鏡で自身の顔をじっくり見ながら、ヒゲの剃り残しはないか、目ヤニはついていないか、寝ぐせはどうかなど、「身だしなみ」について理解を深めてもらいました。

 化粧品を使って「身だしなみ」を整える実体験のコーナーでは、洗顔フォームを使って「正しい洗顔方法」を全員で体験し、そして「汗をかいた時の対処方法」として、デオドラントスプレーやフェイシャルペーパーを使用し、体や顔の汗のベタつきの拭き取り方を学んでいただきました。

 両校の生徒の皆さまの講義に対する積極的な姿、真剣な眼差しがとても印象的でした。

 後日、生徒さんより丁寧なお手紙をいただきましたので、その一部をご紹介させていただきます。

 ご協力いただきました、兵庫県立のじぎく特別支援学校、兵庫県立神戸特別支援学校のご担当の皆さま、ありがとうございました。 


[コメント] 兵庫県立のじぎく特別支援学校 進路指導部長 若宮 和也さま

 本校では昨年に引き続き、高等部3年生を対象に「身だしなみ教室」を開催していただきました。ありがとうございました。

 講座は身だしなみチェックに始まり、身だしなみとおしゃれの違い、身だしなみの悪い例等について、分かりやすく教えていただきました。その後、VTRを視聴し、講師の先生の実演による説明の後、いよいよ生徒一人ひとりが洗顔フォームを使って、実際に洗顔に挑戦しました。

 手のひらで念入りに泡立て、丁寧に洗顔に取り組みました。洗顔後、さっぱりとした顔でニコニコと笑顔を浮かべている姿が印象的でした。
 この後、寝ぐせ直しウォーター、デオドラントスプレーの使用も体験しました。講座は終始、楽しい雰囲気で和気あいあいと進行し、生徒は積極的に、そして、とても熱心に取り組んでいました。
 3月には卒業式。生徒はいよいよ、社会へと羽ばたいていきます。
 今回の講座で学んだことを活かし、身だしなみを整え、おしゃれを存分に楽しんでほしいと願っています。
 マンダム様、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。


[コメント] 兵庫県立神戸特別支援学校 高等部 軽野 照久さま

 本校では、昨年度に引き続き「身だしなみ教室」と題してマンダムさんに外部講師として、高等部1年の男子生徒にご指導していただきました。

 前年度は3年生を対象に実施していましたが、今年度からは毎日の習慣として行えるように1年生を対象としました。

 講師の方々には丁寧に動画や実演を交えて教えていただきました。顔を洗う経験はあっても、洗顔フォームなどを使って洗う経験はほとんどない生徒ばかりで、顔を洗ったあとの気持ちよさ、清潔感を体験して、生徒たちも楽しく実演に参加できました。
 特に次の日は校外学習で外食やショッピングを楽しむ機会ということもあり、さらに熱心に講師の方々の話に耳を傾けていたのが印象的でした。
 この経験を活かし、継続して身だしなみを整え、余暇としておしゃれを楽しむことができるように指導できればと思います。
 生徒たちだけでなく、教員にとっても非常に有意義で実りある時間となりましたことをとても感謝しています。

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