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コミュニティ参画・発展 教育支援の取り組み2018.08.07

公益財団法人西村奨学財団の第19期奨学生45名による工場見学を実施しました。

 2018年6月28日(木)に公益財団法人 西村奨学財団の第19期奨学生45名が福崎工場(兵庫県神崎郡)を見学しました。

 公益財団法人西村奨学財団(以下、西村財団)は、南西アジア・東南アジア・東アジア諸国・地域からの留学生や招へい教員に対して奨学金の援助を行うことにより、より充実した勉学・教育および研究を継承させることを目的に、株式会社マンダム前社長の故西村育雄によって1999年に設立されました。現在は、現代表取締役社長執行役員の西村元延が理事長を務めています。
 奨学金給付のほかに、社会見学(福崎工場の見学)、日本文化への理解を深めるための夏季研修旅行や、奨学金支給期間終了学生を対象とした懇談会の実施等を行っています。また、当財団の事業内容を奨学生や指定大学等に周知するため、機関紙「菜の花」を発行しています。
 西村財団の収入はマンダム株の配当金によって成り立っており、こうした奨学財団としては比較的高い水準の奨学金を支給しています。

 

参考:NISF 公益財団法人 西村奨学財団

 福崎工場の見学は、商品の生産現場における技術や環境対策に関する理解を深めていただき、今後の参考にしていただくことを目的に、年1回の恒例行事として実施しています。
 当日、奨学生の方々は、マンダムグループの生産拠点の一つとしての福崎工場の機能や役割、品質管理に関するポリシー、安全や環境対策などについて学んだのち、工場内の主要な生産ラインを見学しました。
 見学後の質疑応答の時間では、奨学生の皆さんは、発生した不良品の対応方法や設備のコスト、地震時の対応についてなど、工場での仕事や仕組みについて積極的に質問していました。また、質疑応答以外の時間でも、日本文化についてやマンダムでの働き甲斐についてなど、社員と積極的なコミュニケーションが行われたほか、留学生同士でも、自身の専門分野の説明、将来の夢や仕事、日本の生活や文化等、幅広い話題で対話を楽しんでいました。

 

 マンダムでは、こうした海外からの留学生との取り組みや対話を通じて、多くの可能性を秘めたアジアの若者との交流を深め、各国の発展に貢献できる人財の育成に少しでもお役立ちできるよう、今後も努めてまいります。

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